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ルル・ワン監督は1983年2月25日、中国・北京生まれの36歳。アメリカのマイアミで育ち、ボストンで教育を受けた。2014年のインディペンデント・スピリット賞において、チャズ&ロジャー・イーバート・ディレクティング・フェローシップを受賞。初長編映画『Posthumous』('14/原題)にはジャック・ヒューストン&ブリット・マーリングが出演。また、2014年のフィルム・インディペンデント・プロジェクトの監督フェローに選ばれ、2017年のサンダンス・インスティチュートが選ぶ長編2作目の監督を支援するプログラム“フィルム・トゥー・イニシアティヴ”に招待された。
クラシック音楽のピアニストから映画監督に転身。オークワフィナが主演する長編監督2作目となる本作は、自身の“嘘”から生まれた家族の物語。2019年のサンダンス映画祭ドラマコンペティション部門でプレミア上映されると絶賛を受け、監督は「ヴァラエティ」誌が選ぶ“2019年に注目すべき監督10人”のひとりに選ばれている。
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞で着用したドレスに刺繍された、“ノミネートされるべきだった女性監督たち”のひとりに名を連ねているルル・ワン監督。日本での公開に先駆け、今回満を持しての初来日。3月18日(水)にはジャパン・プレミア試写会に登壇する予定。
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『フェアウェル』は4月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。