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熊本地震をきっかけにハンドボールをやめた高校生マサオが、SNSに投稿した、かつての写真が思いがけずバズったことから、廃部寸前の男子ハンドボール部の救世主(?)として復興の盛り上げ役となっていく本作。
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初解禁になった特報映像は、主人公マサオ(加藤清史郎)が幼なじみの岡本(醍醐虎汰朗)と「#ハンド全力」のアカウント名で“頑張っているフリ”の画像を撮影し、仲間たちと全力でSNSを盛り上げている様子が、小山田壮平の楽曲をバックに軽快なテンポで描かれていく。
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マサオたちの活動が世間から輪をかけて注目され、思いがけない“善意”が増殖していく引き金となった、アカウント名「ハッシュタグ ハンドゼンリョク」。特報映像の後半は、女子ハンドボール部メンバー、黒澤(蒔田彩珠)、エースの七尾(芋生悠)、マネージャー・橋向(HKT48田中美久)、そしてハンドボール界のスーパースター・宮崎大輔選手も本人役で登場し、本作のタイトルでもある「ハンド全力」をコールする。
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ラストは男子ハンドボール部メンバーが円陣を組み「ハッシュタグは! ハンド全力!!」と威勢よく声を掛け合い、若くアツいパワー溢れる映像となっている。
特報にも登場する主題歌を担当したのは、カリスマ的人気を誇り、現在はバンド「AL」のメンバーとして、またソロ活動では自身の弾き語りライブも精力的に行っている小山田さん。
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今回、本作を観たあとに書き下ろしたという主題歌「OH MY GOD」は、不器用に傷つきながらも、信じたことに真っすぐ全力疾走する人たちの青春の一片を、優しく温もりのある声で伸びやかに歌い上げている。
小山田さんは本作について、「夢中になっていたい。周りの目なんて気にしないで、好きなことにまっすぐでいたい。シンプルなことだけど、なかなか難しいこと。かなりの怠け者で、すぐに無気力になってしまう自分の背中を、そっと押してくれるような映画」と力づけられたことを明かし、楽曲についても「輝く時を生きる人々の叫びであり、祈りの歌です」とコメントを寄せている。
『#ハンド全力』は5月15日(金)より熊本にて先行公開、5月22日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。
※宮崎大輔選手の「崎」の字は、正しくは「立」へん。