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とりあえずこれ観よう!Netflixで視聴できるオススメ力作5選

新型コロナウイルスの影響で、テレワークや休校になった方も多いはず。家にいる機会が増えた今、そして不安な感情がなかなか消えない今、少しでも充実した時間になれば…という願いを込めて、Netflixで視聴できるオススメの力作を5本紹介したい。

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《text:SYO》

新型コロナウイルスの影響で、テレワークや休校になった方も多いはず。家にいる機会が増えた今、そして不安な感情がなかなか消えない今、少しでも充実した時間になれば…という願いを込めて、Netflixで視聴できるオススメの力作を5本紹介したい。

なお、「暗い気持ちを吹き飛ばせ!」な気持ちで、平常よりややテンション高めにしているが、ご容赦いただきたい。ちょっとでも興味を引かれる作品と出会える一助となれば幸いだ。


1.ストレンジャー・シングス 未知の世界


Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~2:独占配信中、シーズン3:7月4日より独占配信開始Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3独占配信中
言わずと知れたNetflixの看板作品。あまりの面白さに社会現象化し、各エピソードのタイトルが発表されただけでトレンド入りする事態に。しかし、3シーズンあるため気になりつつ、「いつか観よう」と手を出せなかった方もいるのでは? そんな諸君に、『ジョジョの奇妙な冒険』の名ゼリフで伝えたい。あしたっていまさッ!

本作は、一言でいうと「異世界と繋がってしまった田舎町を舞台にしたアドベンチャー」だ。仲良し少年団のメンバーが突如失踪。行方を捜す家族や警察官、仲間たちは“裏側の世界”の存在に気づき…。観る者をぐいぐいと引き込んでいく脚本の上手さや魅力的なキャラ描写はもとより、ミステリー、コメディ、ドラマ、アクション、SFと様々なジャンルの強みをミックスさせた全方位型のエンターテインメントだ。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3独占配信中Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3独占配信中
日常が異界化するという設定は『魔法少女まどか☆マギカ』や『がっこうぐらし!』といったアニメが好きな方にもすんなり入れるものだし、シーズン2で展開する住民VSクリーチャーのバトルは『バイオハザード』的でもある。別パートで動いていた主要キャラがクライマックスで集結するアツい展開は、『ONE PIECE』にも通じる。洋画好きなら、『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』など80年代の名作テイスト満載の雰囲気にニヤニヤさせられるだろう。

シーズン4の特報も先日発表され、さらなる盛り上がりを見せることは必定。未見の方は、ぜひチャレンジしていただきたい。


2.マリッジ・ストーリー


Netflix オリジナル映画『マリッジ・ストーリー』12月6日(金)より全世界同時配信Netflix オリジナル映画『マリッジ・ストーリー』全世界配信中
『パラサイト 半地下の家族』の歴史的快挙に湧いた本年度のアカデミー賞授賞式。候補作の1本であり、助演女優賞を獲得したホットな一作が『マリッジ・ストーリー』だ。

『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバー、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソンが離婚を選んだ夫婦を演じた哀愁漂うラブストーリー。円満に別れたかった妻と、何とか思いとどまらせたい夫。親権を巡り、2人は争わざるを得なくなっていく…。お互いを尊重する気持ちはありつつも、裁判の中で傷つけあっていく展開がたまらなく切ない。

Netflix映画『マリッジ・ストーリー』Netflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』全世界配信中
本作を薦める理由は、第一に傑作であること、次に今旬のオスカー獲得作であること、そして…号泣して目が腫れてしまっても、外出しないで済む今の状況にマッチしているからだ。『イカとクジラ』の名匠ノア・バームバック監督が丁寧に積み上げる泣かせのロジックと(悲喜劇的なセリフ回しも最高だ)、アダムとスカーレットの震える名演に、思う存分身をゆだねていただきたい。

鑑賞後には、これまた世紀の傑作でありオスカー受賞作の『ROMA/ローマ』もぜひどうぞ。バームバック監督の過去作『マイヤーウィッツ家の人々』もオススメだ。


3.ANIMA


Netflix オリジナル映画『ANIMA』全世界独占配信中Netflix オリジナル映画『ANIMA』全世界独占配信中
シネマカフェ読者には「甘いな…もうその2本はチェック済みだぜ」という方も多いかもしれない。ならば、ちょっとひねったアート作品『ANIMA』を試してみてほしい。

人気バンド「レディオヘッド」のトム・ヨークとポール・トーマス・アンダーソン監督(通称、PTA)がタッグを組んだ、映像と音楽のかつてない融合。トム・ヨークといえば『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督によるリメイク版『サスペリア』の音楽も担当している(名盤なのでこちらもご興味があればぜひ)。ちなみにメンバーのジョニー・グリーンウッドも映画音楽を多く手掛けており、『ファントム・スレッド』でPTAと組んでいる。

この作品は、たった15分ながら観終えた後に「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」と興奮気味に伝えたくなるほどカッコいい。セリフは一切ないが映像も音楽もスタイリッシュでデザイン性にあふれ、観たことがないにも関わらずエモーションがこみ上げる。

Netflix オリジナル映画『ANIMA』全世界独占配信中Netflix オリジナル映画『ANIMA』全世界独占配信中
地下鉄で眠る人々が、その状態のまま幾何学的なダンスを繰り広げるアイコニックなシーンから、夢とも現実ともつかぬ領域に展開。例えるなら、「世界一お洒落な通勤風景」といったところだろうか。こればかりは「百聞は一見に如かず」なので、尺も短いことだし気軽に観ていただきたい。まず間違いなく度肝を抜かれるはずだ。

4.失くした体


『失くした体』11月29日(金)よりNetflixにて独占配信『失くした体』Netflixにて独占配信中
日本にも素晴らしいアニメ作品は数多いが、このフランス製アニメの“感受性”には圧倒されることだろう。カンヌ国際映画祭でアニメ作品では初めてネスプレッソ大賞を獲得し、アヌシー国際アニメーション映画祭で長編映画賞と観客賞をダブル受賞。アカデミー賞の長編アニメーション賞の候補にも入った。つまり、凄まじく評価が高いアニメ作品だ。

どういう話かというと、とある青年の“失くした体”の旅を描く、というもの。事故によって切断されてしまった青年の手が、持ち主のもとに帰ろうとする物語だ。同時に、持ち主の青年の切ない半生を淡々と描き、観る者を狂おしい気持ちにさせる。

『失くした体』11月29日(金)よりNetflixにて独占配信中『失くした体』Netflixにて独占配信中
手が意志を持って冒険する物語といえば『ゲゲゲの鬼太郎』や『アダムス・ファミリー』など怪奇性が漂うが、本作はピュアでメランコリックかつ詩的な作品。抒情的な語り口と物悲しい音楽が波のようにさざめき、思わず「エモい…」とつぶやきたくなるような一作に仕上がっている。

素直に「これは獲るでしょうね…」と思わされる、濃縮された感性。アニメの新たな可能性を感じさせてくれる作品だ。ちなみに日本製アニメでは、『キャロル&チューズデイ』がオススメ。作品としても素晴らしいが、演奏シーンの作画など、技術力がとんでもないレベルだ。

5.ノット・オーケー


Netflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」キービジュアル 2月26日(水)より独占配信開始Netflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」独占配信中
Netflixのオリジナルドラマは、“青春もの”がとにかく面白い。『セックス・エデュケーション』『ユニークライフ』『このサイテーな世界の終わり』『YOU 君がすべて』…すべて、シリアスな内容をカラフルかつポップに描いた「Netflixカラー」とでもいうべきオリジナリティを有している。

その最前線にあるのが、『ノット・オーケー』だ。父を無くして心にトラウマを負った17歳の女子高生が、念動力に目覚めてしまう物語。『ストレンジャー・シングス』のスタッフと『このサイテーな世界の終わり』の監督がコラボし、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』出演陣が参加している。

Netflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」2月26日(水)より独占配信開始Netflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」独占配信中
鬱屈と厭世、疎外感。退屈な日常と相克するリビドー。『このサイテーな世界の終わり』にも通じるテーマに、「衝動が超能力と化す」という『ストレンジャー・シングス』的エッセンスを掛け合わせた一作だ。近いネタでいうと映画『クロニクル』があるが、あちらはダークな展開だったのに対し、こちらはNetflixらしい“こじらせ”コメディ色を盛り込んでいる。

親友に恋人ができた、母親とうまく接せない、自分の居場所やアイデンティティが分からないなど、共感性の高いエピソードがちりばめられ、センスのいい音楽やテンポ感、映像的なスケール感で楽しませてくれる。1話約20~30分程度と気軽に観られるのも好ポイントだ。


いかがだっただろうか? なかなか困難な状況ではあるが、楽しもうとする気持ちを持つことが大切なのではないかと個人的には感じている。世界中の一流クリエイターによる名作や傑作に元気をもらいつつ、乗り越えていきましょう!

《text:SYO》

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