孤立していた少年がみんなの太陽に
『ワンダー 君は太陽』（Netflix、Amazon Prime Videoほか配信中）
『ワンダー 君は太陽』（C）2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.『スター・ウォーズ』シリーズが大好きで、宇宙飛行士に憧れるごく普通の少年オギーが、生まれて初めて学校に通うことに。だが、遺伝子の疾患による特別な見た目のせいで、同級生から好奇の目にさらされ、いじめられ、孤立に耐え兼ねて心を閉ざしてしまう。それでも、家族の愛を勇気に変えて困難に立ち向かい、やがて想像力に溢れたユーモアのセンスなど、オギーの魅力を知った友人を中心にクラスメイトの意識も変わり始める――。
「親切な人なんていない。この顔のせいだ」と泣いてばかりいたオギーが、小さな体でクラスメイトと真正面からぶつかり、自分を知ってもらおうと奮闘する姿は、涙が止まらなくなること間違いなし！ きっと映画を観終わったあとは、家族を抱きしめたくなるはず。
ファビュラスな5人組が悩み多き人生を変える
「クィア・アイ」シリーズ（Netflix配信中）
Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ in Japan!」独占配信中ファッションやインテリアなど、その道のプロフェッショナルのゲイ5人組、通称＜ファブ5＞が、「自分を変えたい」と願う人々を大変身させていくNetflixオリジナルシリーズ。2018年からNetflixで配信され、「泣ける」「元気が出る」「変わるきっかけになった」と口コミが徐々に広がり、日本でも大人気の番組に。
そして2019年には待望の日本を舞台にした「クィア・アイin JAPAN！」が上陸！ 自信を持てない女性や葛藤を抱えるゲイの男性、妻と堂々と向き合いたいと願う男性などが、＜ファブ5＞の手助けによって“理想の自分”を見つけていく過程は、涙なしでは見られない！
80年代ブリティッシュサウンドにのせて走り出す青春
『シング・ストリート 未来へのうた』（Netflixほか配信中）
『シング・ストリート 未来へのうた』 （C） 2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved『はじまりのうた』や『ONCE ダブリンの街角で』など、音楽映画の名手として映画ファンに知られるジョン・カーニー監督の代表作。好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマは監督の半自伝的作品。
不況下のダブリン、両親の不仲や突然の転校にいじめ…冴えない主人公のコナー（フェルディア・ウォルシュ＝ピーロ）の楽しみは、音楽マニアの兄と一緒に隣国イギリスの最新のミュージックビデオをテレビで観ること。ある日、モデル志望の少女ラフィーナ（ルーシー・ボイントン）に恋する。バンド結成をきっかけに走り出すコナーの青春、音楽に込めた思いには胸がアツくなること必至。「デュラン・デュラン」や「a-ha」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」など当時のヒット曲だけでなく、コナーたちが作り出すオリジナルソングも最高。
ポジティブ・シンキングですべてが輝き出す!?
『アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング』（Amazon Prime Videoほか配信中）
『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』（C）2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.アメリカの人気コメディエンヌ、エイミー・シューマーが主演を務めるコメディドラマ。容姿にコンプレックスがあり、何事にも積極的になれないレネー（エイミー・シューマー）は、ある日、自分を変えようと通い始めたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。目が覚めたレネーは絶世の美女になっていると思い込むようになり、性格も超ポジティブに。すっかり自信に満ち溢れた彼女は、仕事も恋も絶好調になるのだが…!?
見た目は全く変わっていないのに、思い込みで全てが輝き始めるレネーの姿に、元気や勇気をもらえる人続出。さらに本当の美しさってなんだろう？ と自分を見つめ直しながら、心から輝けるヒントが分かるかも！
悩みがあっても自分らしく生きていく！実在のアマチュア水球チーム
『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』（7月10日公開）
『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』 (C) LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS2019年フランス映画初週動員数で1位を飾った話題作が、ついに日本に上陸。ゲイのアマチュア水球チームのコーチを任された、元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス（ニコラ・ゴブ）。彼に課されたミッションは、弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」を3か月後にクロアチアで開催される世界最大のLGBTQ+五輪“ゲイゲームズ”に出場させること。しかし、メンバーは勝ち負けにこだわらない“パーティー好き”なお調子者の集まりで…。果たして、マチアスはチームをまとめることができるのか――!?
「シャイニー・シュリンプス」のメンバーは、練習よりもみんなでパーティーをすることが大好きな、ひと癖もふた癖もある愉快な仲間たち。実は、実在する水球チームをモデルにしており、7年間チームの一員として在籍しているセドリック・ル・ギャロが監督・脚本を手掛けている。
映画化の背景には、「辛い現実をユーモアで乗り切る彼らの圧倒的な強さを知ってもらいたいという思いから、この映画は誕生しました。彼らの生き様の素晴らしさは、多くの人々と分かち合えると思っています」と熱い想いを明かすセドリック。
『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』 (C) LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONSその言葉通り、誰もが悩みを抱え、それでも明るく前向きに自分らしくあろうとする「シャイニー・シュリンプス」のメンバーたちの姿に、距離を置いていたマチアスの心にも変化が現れ始める。どんなときでもみんなで楽しむ心を忘れない彼らに、観るもの全員が勇気づけられ、ハッピーになること間違いなし！
『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』は7月10日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。
