サンダンス映画祭で監督賞!国連事務総長の事故死追うドキュメンタリー上陸
1961年国連チャーター機墜落事故の真相に迫る衝撃のドキュメンタリー『誰がハマーショルドを殺したか』が、6月より公開されることが決定した。
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本作は、いまもなお暗殺説が囁かれる第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルド謎の事故死に、デンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーが迫った陰謀ドキュメンタリー。
ブリュガー監督は、暗殺説がありながらも詳しい調査が行われず、未解決だったハマーショルド事故死の真相を追うヨーラン・ビョークダールの調査に参加する形で撮影を開始。調査の中で暗殺をほのめかす資料の存在が明らかになるも、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ、追跡取材が行き詰まりをみせる…。
そんなとき、彼らはハマーショルド暗殺事件にとどまらない、世界史を覆すような、秘密の組織による驚愕の“ある絶滅計画”に遭遇する――。
第35回サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞、世界78もの映画祭で上映され、各地で議論を巻き起こした本作は、「Hollywoodnews.com」が選ぶ2019年ベストドキュメンタリーで2位を獲得。1本の映画が歴史的な新事実を発表するということは珍しく、上記の「ワシントン・ポスト」紙や「ニューヨーク・タイムズ」紙でも評価を得たほか、2019年映画祭での上映時には日本でも「新証言により長年のハマーショルド事件の謎が解明した」と報道された。
ブリュガー監督は過去にも、北朝鮮で撮影した『ザ・レッド・チャペル』('09)で第26回サンダンス映画祭審査員賞を受賞、アフリカの政治汚職に切り込んだ『アンバサダー』('11)と、常に潜入捜査で政治的秘密を暴いてきている。
『誰がハマーショルドを殺したか』は6月よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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