韓国青春映画『はちどり』、6月20日公開決定
韓国で最も話題の女性監督キム・ボラが手がけ、10代の日々を切り取った『はちどり』の公開日が6月20日(土)に決定した。
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政府および関係機関等による新型コロナウイルス感染拡大防止対策の方針に鑑み、当初の4月25日(土)から劇場公開を延期していたが、待望の劇場公開が決定。
2018年、釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門をはじめ、世界各国で50以上の賞を受賞した本作。韓国では単館公開としては異例の、公開1か月で観客動員数12万人超、最終的に15万に迫る大ヒットを果たし、かつて世界を熱狂させた『息もできない』(2008年)を凌ぐ評価を得た。
主人公・ウニは、2016年に韓国で発売されるやベストセラーとなり、映画化もされた小説「82年生まれ、キム・ジヨン」の主人公の少女時代とも重なる。男性が優遇されることが当たり前だった時代に生きた女性の物語であり、声をあげようとする姿は、韓国の同年代の女性の共感を呼んだ作品となっている。
『はちどり』は6月20日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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