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解禁となった本編映像は、約40人もの屈強な男たちを相手に、5分で完遂しなければいけない不可能な任務を命じられたアナ(サッシャ・ルス)が壮絶かつスピーディーなアクションを繰り広げる姿が収められている。

KGBのオルガ(ヘレン・ミレン)から「彼の携帯を奪って裏口から出て。5分待つわ」と標的の写真と拳銃1丁を渡され、レストランに踏み込んだアナは、標的に銃口を向けるが弾倉が空だと気づく。それはオルガに強いられた苛酷な試練を意味していた。
一瞬時が止まったような静寂の後、次々と襲ってくる屈強な男たち。丸腰のアナは絶体絶命な状況の中、銃を解体して男の両首にブッ刺し、そのまま弾除けにして銃を奪い、二丁拳銃で攻める。また、迫ってくる敵には長い手足を駆使した肉弾戦で確実に仕留めていき、ワインボトルやフォーク、しまいには皿までをも武器にして、舞い踊るように男たちを倒していく。
監督のリュック・ベッソンは、アナのファイティングスタイルについて「要になるのは、アナがサバイバーだということ。手当たり次第、どんな物も使うという戦い方だ。皿でもフォークでもいい。そういう物を彼女はユニークな形で使うんだ」と語っている。そんな泥くささと華麗さが表裏一体となった、ユニークな闘い方で魅せるアナに期待が膨らむ映像となっている。
『ANNA/アナ』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。