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名優フランコ・ネロが渋すぎ…『コリーニ事件』冒頭シーン到着

“国家”を揺るがせたベストセラー小説の映画化『コリーニ事件』から、名優フランコ・ネロの渋すぎる演技に惹きつけられる、緊迫感溢れる冒頭映像が解禁。

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『コリーニ事件』 (C)2019 Constantin Film Produktion GmbH
『コリーニ事件』 (C)2019 Constantin Film Produktion GmbH 全 6 枚
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“国家”を揺るがせたベストセラー小説を映画化し、2019年上半期のドイツ映画No.1ヒットとなった『コリーニ事件』。この度、名優フランコ・ネロの渋すぎる演技に惹きつけられる、緊迫感溢れる冒頭映像が解禁された。

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原作小説と同様に、事件の発生が冒頭で描かれる“ホワイダニット(Why done it?)”形式で物語が紡がれていく本作。犯人を見つけるためではなく、犯行に至った動機の解明を重視した良質ミステリーを期待させる推理小説ファンも唸る設定だ。

最初に映し出されるのは、高級ホテルの廊下を静かに歩くコリーニ(フランコ・ネロ)の後ろ姿。目的の部屋につくと、清潔感のある人の良さそうな男が出迎える。ベルリンの街が一望できるスイートルームへと通されたところ、後ろをふり返った男は驚いた表情を見せる。

『コリーニ事件』 (C)2019 Constantin Film Produktion GmbH
一方、後に自身初となる刑事弁護を任されることになる事件がたったいま起こっているとは露知らず、新人弁護士のライネン(エリアス・ムバレク)はボクシングのトレーニングに励んでいる。

『コリーニ事件』 (C)2019 Constantin Film Produktion GmbH
やがて、血の足跡を残しながらホテルのロビーにやって来たコリーニ。異常な様子を不審に思ったフロント係が話しかけると「奴は死んだ 最上階のスイートだ」と殺人をほのめかす…。


後のコリーニとライネンの2人の奇妙な運命を示唆するオープニング映像。今回の映画化は原作小説を基にしながらも、より幅広い年代の人々が解釈しやすいよう、筋立てや設定にいくつかの改変が加えられているというが、完成された映画を観た原作者のフェルディナント・フォン・シーラッハは「自分より台本作家の方が物語作りがうまい!」と大絶賛。

すでに小説を読んだファンでも改めて物語を楽しめる要素が加えられており、原作、映画、どちらからでも楽しめる作りになっている。

また、コリーニを演じるのは、『続・荒野の用心棒』などマカロニ・ウェスタンで大活躍し、近年では『ジャンゴ 繋がれざる者』や『ジョン・ウィック:チャプター2』などにも出演する名優フランコ・ネロ。その渋い演技が光り、重厚な雰囲気漂う冒頭映像となっている。

『コリーニ事件』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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