本作は第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、各メディアから「帰ってきたドラン!キャリア史上最も官能的で美しい」(Variety)、「心の底から共感」(TELEGRAPH)、「とにかくストレートで心に響く」(Hollywood Reporter)、「成熟したドランに魅了される」(THE WRAP)など絶賛の声が溢れた、ドラン曰く「初めて手掛けた純粋なラブストーリー」。
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今作の特徴として、『わたしはロランス』『Mommy/マミー』などで見られる繊細な心理描写、余韻を残すセリフが印象的に使用され、その原点回帰も見どころの1つ。『トム・アット・ザ・ファーム』以来6年ぶりに役者として自身の作品に出演し、故郷モントリオールで親しい仲間と共に作り上げ、『Mommy/マミー』のアンヌ・ドルヴァルも出演。
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しかしながら、今作はこれまで一貫して描き続けてきた“母と子”というテーマから一新、2人の青年の友情と揺れる恋心に焦点を当てた青春ラブストーリー。溢れ出る愛おしさ、触れたい衝動、相手を追いかける眼差しなど、スクリーンに映し出される全てが“恋”そのものを物語り、「誰かを好きになること」の切なさと喜びが凝縮された新たな愛の傑作となっている。
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特報映像では、親友と交わした偶然のキスで、自分の中に芽生えた予期せぬ感情に戸惑う主人公たちの姿が収められている。また、中盤には大きく手を広げ、空を仰ぐドラン監督自ら演じるマキシムの姿もあり、それはまるで大ヒット作『Mommy/マミー』の1シーンを彷彿とさせる。
美しい恋人もいる30歳を迎えたマティアスとマキシムが、友情と恋の間で悩み葛藤する様子が垣間見える30秒。ドランが魅せる、新たな愛の章の始まりが感じられる特報だ。