バイキング・フラーケ族の族長ハルバルの息子・ビッケの母イルバが、ある日、魔法の剣の力で黄金に姿を変えられてしまう。ハルバルは案内役のレイフと船員たちと海賊船で剣の秘密を解く旅に出発。おいてきぼりを食らったビッケは、そっと樽に隠れ海賊船に乗り込む。ビッケたちが辿り着いたのは謎の島。人間界に追放されたアズガルドに住む神、ロキが待ち受ける――。
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本作は、スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学「小さなバイキング」シリーズが原作。半世紀に渡り世界70か国以上で愛され続け、日本ではドイツとの共同制作アニメが1972年から1974年にかけて放送された。
今回は、何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語となっており、TVシリーズ「Vic The Viking」に参加したエリック・カズが監督・脚本を、『SING/シング』『ペット』のティモ・ベルクが作画監督を務め、原作にはない全く新しいオリジナルストーリーを作り上げる。
連続テレビ小説「ひよっこ」、「いつまでも白い羽根」、「獣になれない私たち」、「いいね!光源氏くん」、『劇場』などに出演する伊藤さんが今回演じるのは、勇敢な海賊の息子・ビッケ。小さくて力もないが、知恵を使って危機を乗り越えるキャラクターだ。
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「緊張と興奮のハーフ&ハーフと言った気持ちでいっぱい」と出演が決まった心境を明かした伊藤さんは、「世代的に私の母など、身近な人たちが幼い頃に触れた思い出の作品ということもあり、その世代の方々に、もう一度あの頃のワクワクを感じて頂けるように!そして、今のお子様たちや私と同世代の方など幅広く楽しんでもらえるよう、精一杯頑張ります!」と意気込んでいる。
『小さなバイキング ビッケ』は10月2日(金)よりイオンシネマほか全国にて公開。