そんな本作から、主演の“バディ”の魅力が溢れるキュートな冒頭映像が解禁された。
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この度、期待高まる本作からお披露目されたのは、主演のケイトリン・デヴァーとビーニー・フェルドスタインの魅力が溢れる冒頭1分半の映像。穏やかな朝、自己啓発オーディオで精神統一をはかるモリー(ビーニー)。「あなたの能力を疑った連中を見下ろすの。奴らは負け犬。アホどもにギャフンと言わせてやりましょ」と強い口調で言う女性の声と共に、モリーは覚醒したかのように目を光らせ、おもむろに歯の矯正器具を取り外すシーンから始まっている。
そんなモリーを、愛車のボルボで出迎えるのは大親友のエイミー(ケイトリン)。謎のダンスで登場するモリーに乗っかって、彼女も不気味なダンス攻撃を仕掛け、勝負のつかない世にもぬる~いダンスバトル。「久しぶり。やっと会えたね」と笑顔で言うエイミーに、続けて「1日ぶり」と返すモリー。拍子抜けするが、大親友の仲の良さが愛おしい。そして2人は高校へと出発するのであった――。
注目してほしいのが、エイミーの愛車の後ろに貼られているステッカーの数々。「Life Begins at Perception(人生は知覚から始まる)」といった言葉と共にある「STILL A NASTY WOMAN!」というワードは、2016年の米大統領選最中の、ドナルド・トランプ現米大統領がヒラリー・クリントン氏に対して言い放った「なんて嫌な女だ!」という言葉を受けて、クリントン支持者の女性たちが掲げ始めた「私たちはいまだに嫌な女だ!」という皮肉たっぷりのスローガン。エイミーの政治的スタンスはこういった小物からイメージできそうだ。
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一方、モリーの夢は史上最年少で最高裁判事になることで、冒頭映像からもうかがえるように、部屋には元弁護士のキャリアを持つミシェル・オバマや、「RBG」ことアメリカ最高齢の女性最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの写真が飾られている。本編にはそんな登場人物のキャラクターが深掘りできる小ネタがまだまだ、たくさん隠れているという。
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『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。