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本作の原作者である咲坂伊緒とは、『アオハライド』(2014)以来の再タッグ。咲坂さんは「次の連載がもし実写化されるなら、また三木監督にメガホンを取っていただくのが、私の夢でした」と語っており、三木監督も「咲坂作品が大好きなので1~2巻を読んでいて、この物語を実写化することを勝手に想像していたんです」という。
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「『ふりふら』は、自分に何が足りないのかもわかっていない若者たちが、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる作品なので、『アオハライド』とはまた違って、見ている観客に寄り添えるものにしようと思いました」と監督。「プロデューサー陣と企画を進めていく中で、少女漫画の実写化が飽和状態に入っていることも課題に上がり、それでも我々は『ふりふら』を実写化したいという強い思いがあったので、“少女漫画映画の一つ先に行く”ということをテーマにしました」と本作に対しての熱い思いを語っている。
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出演キャストからも“あたたかい人柄で、親身になって話を聞きながら思いを共有してくれる”と信頼を寄せられている三木監督。ひとりひとりに寄り添っていく彼だからこそ、これまでの少女漫画実写化とは一線を画す作品を撮ることができたのだろう。
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『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国にて公開中。