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本作の舞台であるロサンゼルスの卒業シーズンは、太陽が燦々ときらめく夏! それでも主人公の生徒会長モリー(ビーニー・フェルドスタイン)はタートルネックに、いつものブレザーとスカートを着用。夏だって、卒業前日だってブレないし、浮かれない。
もう1人の主人公、フェミニストのエイミー(ケイトリン・デヴァー)は、ヴィンテージのセーターにデニムのジャケットを着用したパンツスタイル。この時期、暑くない?と突っ込みたくなるが、2人の個性を表した彼女たちなりのこだわりだ。

また、異色の存在感を放つジジ(ビリー・ロード)のファッションも見逃せない。2000年を代表する青春映画のひとつ『あの頃ペニー・レインと』でケイト・ハドソンが着ていたペニー・レイン風の毛皮やヒョウ柄のコートを纏い、ジジが登場する度(神出鬼没!?)に場が華やかに。

そして何といっても、1番印象的なファッションはモリーとエイミーのお揃いの青いジャンプスーツ。彼女らが“招待されていない”卒業パーティーになんとか行こうとする際に着用した、いわば戦闘服として登場する。
この服は、第二次世界大戦期に男性たちが出兵している間、工場や造船所で働く青いジャンプスーツを着た女性を「ロージー・ザ・リベッター」と呼んだアメリカの文化的アイコンがモチーフ。

現在ではフェミニズムや女性の経済的自立のアイコンとして使われ、モリーとエイミーのただならぬ気合いがこの服を選んだことからも伺える。劇中で見せる、2人が青いジャンプスーツに着替えた後にお互いを褒めちぎり合う姿は、おかしくもあり胸熱な代表的シーンとなっている。
今回解禁のインタビュー映像に登場する衣装デザイナーのエイプリルといえば、『レディ・バード』の衣装を手掛け、2018年コスチュームデザイナーギルドアワードにノミネートされるなどその実力はお墨付き。「新しい女性の青春映画に賛同してくれた」とエイプリルについて話すオリヴィアは、「彼女の想像力から独自のアイデアができて、映画に多様性や新しい空気感が生まれた」と彼女の手腕を絶賛。
エイプリルが手掛けた、西海岸のいまを生きる若者たちの最先端ファッションを本作で楽しんでみてほしい。
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。