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カンヌ脚本賞受賞! 貴族の娘と女性画家の愛の物語『燃ゆる女の肖像』公開

昨年、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞したフランス映画『燃ゆる女の肖像』の日本公開が決定。日本版予告編も到着した。

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『燃ゆる女の肖像』(c) Lilies Films. 
『燃ゆる女の肖像』(c) Lilies Films.  全 2 枚
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昨年、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞したフランス映画『燃ゆる女の肖像』の日本公開が決定。日本版予告編も到着した。

画家のマリアンヌは、ブルターニュの貴婦人から娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。

描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた──。

『燃ゆる女の肖像』(c) Lilies Films. 
本作の舞台は、18世紀のフランス、ブルターニュの孤島。望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家が織りなす、鮮烈な恋の決して消えることのない燃ゆる炎を描く、一生忘れ得ぬ愛の物語。

到着した予告編では、結婚を拒む娘に“散歩相手”と思わせて近づくように言われる画家・マリアンヌ。ところが映像後半では、画家であることがバレてしまう…。結ばれるはずのない運命のもとで燃え上がる愛と喪失を捉え、息をのむほどに美しい本作の世界観を垣間見ることができる。


監督は、本作で長編映画5作目となるセリーヌ・シアマ。画家マリアンヌ役には、本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズ役は、シアマ監督の元パートナー、アデル・エネルが演じている。

女優シャーリーズ・セロンは「この映画を本当に愛している」と絶賛し、ブリー・ラーソンは“後世に残したい作品”に挙げ、グザヴィエ・ドラン監督も「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせた本作。世界の映画賞で様々な賞を受賞し、ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たした話題作が、ついに日本でも公開される。

『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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