2018年、興行収入19.6億円の大ヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』。原作は2017年第15回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉(編集部推薦)作品として選ばれた志駕晃のデビュー作。続いて映画化されたシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼~」と併せ、累計発行部数は78万部を突破している。

記事によれば、映画『スマートフォン』(仮題)は平凡な会社員がスマートフォンをなくしたことから始まるスリラー映画。原作を韓国向けに脚色し、新たなストーリーとして描く。
イム・シワンがスマートフォンをなくした主人公の会社員役で、彼とドラマ「ミセン-未生-」、映画『名もなき野良犬の輪舞』で共演したキム・ヒウォンが事件を追跡する刑事でオファーを受けているという。3度目の共演となる2人は、特に後者の作品での“悪縁”が大きな話題となり、韓国では2人のタッグに早くも注目が集まっている。
『スマートフォン』(仮題)は主要キャスティングを終えた後、来年2021年上半期に撮影開始を目指している。
イム・シワンはアイドルグループ「ZE:A」出身で、演技もできるアイドル=演技ドルとして名を馳せた。3月に日本でファンミーティングが予定されていたが、新型コロナウィルスの影響により暫定延期という形になっている。『非常宣言』(原題)の後は、ドラマ「Run on」(原題)に参加。ハ・ジョンウ、ソン・イェジンと共演する映画『ボストン1947』(原題)も待機している。