医薬品全般に対する豊富な知識を生かし、医師の処方箋に基づく調剤や服薬指導、医薬品の管理・販売を行う、患者にとって“最後の砦”ともいえる薬剤師。そんな薬剤師のなかでも病院の薬剤部に勤務する“病院薬剤師”たちの知られざる舞台裏を描く本作。
萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の薬剤師で、1人でも多くの患者を救いたいと思うあまり患者に深入りすることもあるが、患者一人一人と真摯に向き合っていこうとする主人公・葵みどりを石原さんが演じるほか、新人薬剤師の相原くるみに西野七瀬。みどりの先輩で薬剤部副部長の瀬野章吾に田中圭。薬局薬剤師の小野塚綾に成田凌。薬剤部部長の販田聡子に真矢ミキ。薬剤部副部長の七尾拓に池田鉄洋。また薬剤部の面々として桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂といったキャストも出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
瀬野がみどりの目の前で吐血、救急センターで豊中瑠衣(臼田あさ美)の治療を受けた瀬野は、すぐに意識を取り戻し検査を受けると、翌日には仕事に復帰、逆流性食道炎だったと仲間たちを安心させるのだが、聡子には肺に腫瘍の疑いがあることを報告。検査の結果、非小細胞肺ガンのステージ4で、食道と副腎にも重複ガンが見つかる…というのが今回のストーリー。
医師から「根治は難しい」と告げられ、母親と祖母も重複ガンを患っていたことから遺伝性のガンだと思うと語る瀬野。医師はひとまず経口薬で様子を見ようと提案するが、薬剤師である瀬野はその薬が副腎ガンには効かないことを知っていた。さらに自らの余命が3か月程度だと推測…告知後、自らが座るベンチを拳で叩いて1人涙する姿に「瀬野さんー嫌やー3ヶ月なんて」「いろんなことがわかりすぎてる分辛いよね」「知識が豊富なだけ辛いな…」などの声が相次いで寄せられる。
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そんな瀬野の病状をみどりも知ることに。終盤で「生きることにしがみついてほしい」と瀬野に懇願するみどりの姿にも「残される者はそう願ってしまう…」「葵みどりさん瀬野さんをお願いします」「涙ながらに訴える葵と瀬野さんの心が動いた瞬間の表情… 涙腺崩壊」といった投稿が。「お願いだから、死なないで」「瀬野さんお願いだから生きて」「絶対治るって信じてる」と瀬野の“未来”を信じる視聴者からの想いがSNSに続々と寄せられている。
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