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「韓国の1982年生まれの女性で最も多い名前」である“ジヨン”という名を持つ女性の、少女時代から就職、結婚、出産に至るまでの人生を通し、女性の生きづらさを描いた本作。
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これまでチョン・ユミとコン・ユは、2011年に韓国社会を大きく揺るがせたコン・ユ主演『トガニ 幼き瞳の告発』でも共演し、2016年に1156万人の観客を動員した『新感染 ファイナル・エクスプレス』と、ヒット作での共演が続いており、本作では3度目の共演にして初の夫婦役となった。
現在の韓国で生きる30代の女性であるジヨンを演じたチョン・ユミは、少しずつ変わっていく主人公ジヨンの複雑さを、精巧に、そして透明感溢れる表情で熱演。観客の共感をより一層引き立てる繊細な演技を披露し、韓国のアカデミー賞とも称される第56回大鐘賞映画祭で『パラサイト 半地下の家族』のチョ・ヨジョンを抑え、主演女優賞受賞の快挙を成し遂げた。
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その夫、デヒョンを演じたコン・ユは、本作で3年ぶりのスクリーン復帰を果たす。「トッケビ」シンドロームを巻き起こしたドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」から『新感染 ファイナル・エクスプレス』まで、話題作への出演が続いていたコン・ユは、ナチュラルな演技で親しみのある人物像を作り上げ、妻に対する真心や配慮を感情表現で魅せている。
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コン・ユは「撮影現場でチョン・ユミさんに会った時、すでにキム・ジヨンだと思った。おかげで最初から演技に集中し、のめり込むことができた」と当時をふり返る一方、チョン・ユミも「コン・ユという俳優が持っている情緒、感情を表現する繊細さがデヒョンをさらに深みのあるキャラクターにしてくれた」と語っており、お互いに強い信頼関係を築いていたようだ。
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今回、そんな2人の新たな姿を捉えた新場面写真が解禁。新年の挨拶のために訪問した夫の実家からの帰り道、車を運転する夫デヒョンと後ろで疲れ果て、休みながらも娘をあやすジヨンの姿や、悩む夫を優しく包み込むかのように、俯くデヒョンを両手で抱くジヨンの姿などが切り取られている。
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『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。