本作は患者にとって“最後の砦”ともいえる薬剤師のなかでも、病院の薬剤部で働く“病院薬剤師”たちにスポットを当てた人気コミックのドラマ化作品。
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「萬津総合病院薬剤部」で働く病院薬剤師で、患者1人1人に寄り添おうとする葵みどりに石原さん。みどりたちが働く薬剤部にやってくる新人病院薬剤師の相原くるみに西野七瀬。みどりの先輩で重複がんになってしまう薬剤部副部長の瀬野章吾に田中圭。ドラッグストアの薬剤師である小野塚綾に成田凌。
作業効率を重んじるシングルマザーの刈谷奈緒子に桜井ユキ。医者の息子だが薬剤師となった羽倉龍之介に井之脇海。監査担当の工藤虹子に金澤美穂。薬剤部部長の販田聡子に真矢ミキ。薬剤部副部長の七尾拓に池田鉄洋といったキャスト。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
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だが瀬野は治験を拒否する。七尾は瀬野の母の治験も担当していたが、治験薬は効果がなく、瀬野の母は苦しみながら亡くなった。その後治験の認可が下りるが、瀬野はみどりに「もう生きてるのが辛い」と漏らす。一方、小野塚が「萬津総合病院薬剤部」で働くことになる…というのが今回のストーリー。
結局瀬野は治験を受ける決意を固める。エンディングではそれから2年後が描かれ、みどりが薬剤師として最初に担当した急性骨髄性白血病の簑島心春(穂志もえか)が臨床研修で薬剤部にやってくる様が描かれるが、そこにみどりと瀬野の姿はなく、奈緒子は「薬剤部はバラバラになったの」と口にする。続く予告ではみどりが病院を辞め、産婦人科の薬剤師になっている姿が…。
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これに視聴者からは「葵さんと瀬野さんおらんし薬剤部がバラバラになったって何~?」「展開の読めない終わり方で最終話に向けて気の持ちように迷う」「瀬野さんの治験に失敗して、葵さんが違う病院に飛ばされたってこと?」など動揺するツイートが続々と投稿される。
タイムラインは「どうか、どうか瀬野さんが生きていますように」「予告3回見たけどミスリードだなこれは。瀬野さん生きてる」「私能天気過ぎるんかな瀬野さんは絶対生きてるって信じてる」など瀬野の“生存”を願う声で溢れている。