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ディズニー『白雪姫』のモーションモデルを務めたマージ・チャンピオンが死去 101歳

水曜日(現地時間)、ダンサーで女優のマージ・チャンピオンが亡くなった。享年101。息子のグレッグ・チャンピオンが「Times」誌に明かした。

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『白雪姫』Photo by LMPC via Getty Images
『白雪姫』Photo by LMPC via Getty Images 全 3 枚
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水曜日(現地時間)、ダンサーで女優のマージ・チャンピオンが亡くなった。享年101。息子のグレッグ・チャンピオンが「Times」誌に明かした。

マージは1919年9月2日に誕生。父はハリウッドの著名なダンス・バレエ教師アーネスト・ベルチャーで、教え子にフレッド・アステアやシャーリー・テンプルなどがいた。父がウォルト・ディズニーと友人であったことから、マージは1937年にディズニーのアニメ映画『白雪姫』の白雪姫のモーション(動きの)モデルを務めることに。

同作に携わっていたアニメーターたちは全員男性で周囲に若い女性がいなかったため、ヒロインの白雪姫の動きをどのようにリアルに描くかが課題になっていた。そこでマージがドレスを着たりして動きを見せたのだという。

その後、マージは『ピノキオ』のブルー・フェアリー、『ファンタジア』のヒヤシンス・ヒッポのモデルも務めた。振付師としての才能も発揮し、1975年に『Queen of the Stardust Ballroom』(原題)で振付賞を受賞している。

私生活ではディズニーのグーフィーのキャラクターを作ったアニメーターのアート・バビットと1937年に結婚するが、わずか3年で離婚。1947年に父の教え子で同級生でもあったダンサーのガワー・チャンピオンと結婚すると、2人で『ショウ・ボート』など多数のMGM作品に出演したり、ブロードウェイのショーの振り付けを行ったりと活躍を見せた。

ガワーとは2人の息子をもうけたが1973年に離婚。1977年に映画監督のボリス・セイガルと結婚したが、1981年にボリスがロケ中に事故で亡くなり、以降再婚はしなかった。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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