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公開決定のニュースに、早くも映画ファンの間では「夫婦愛と映画愛に満ちた作品で惹かれる」「フェリーニの作品が出てくるの、楽しみ」「声優という職業、しかも夫婦、そしてイスラエル発!世界観からもう面白そう」とSNSで期待の声が上がっている本作。
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溢れんばかりの映画愛に包まれた本作は、今年、生誕100周年を迎えたイタリアの名匠フェリーニに最大のオマージュを捧げており、その理由について監督のエフゲニー・ルーマンは、大好きな映画制作者であることはもちろん、主人公の声優夫婦、そして監督自身も幼少期を過ごした当時のソ連圏で観ることのできた、数少ない外国映画の監督のひとりだったから、と語る。
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この度、そんな本作のビジュアルが、1990年日本公開時のデザインをイメージした『ボイス・オブ・ムーン』版に変身。月に見立てた黄色い映画フィルムのリールが印象的だ。
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『ボイス・オブ・ムーン』は、『ライフ・イズ・ビューティフル』の人気俳優ロベルト・ベニーニが主演したフェリーニ監督最後の長編映画。“月の声”を求める無垢な主人公と周囲の人々が繰り広げるお祭り騒ぎを、詩的でファンタジックな映像で綴った、まさにフェリーニの真骨頂といえる作品。
本作『声優夫婦の甘くない生活』では、1990年、ちょうど新作として発表されたこの映画を、フェリーニを敬愛する主人公のヴィクトルがイスラエルでも上映しようと奮闘する様子が描かれる。
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劇中ではほかにも、ダスティン・ホフマン主演『クレイマー、クレイマー』や、マーロン・ブランド主演『波止場』など、往年のハリウッドの名作が数々登場し、映画ファンをノスタルジックに楽しませてくれる。
なお、本日10月27日(火)に開催されるヒューマントラストシネマ有楽町のジャパンプレミアでは、来場者に本ビジュアルのポストカードがプレゼント。31日(土)からは、都内のヒューマントラストシネマ有楽町と、新宿武蔵野館の劇場ロビーにも本ポストカードが設置される予定(なくなり次第配布終了)。
『声優夫婦の甘くない生活』は12月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。