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短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』6人の監督が発表

12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』(ディボック-トゥエルブ)。藤井道人らプロジェクトの中核となる監督に加え、この度、新たに6人の監督の参加が明らかになった。

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12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』(ディボック-トゥエルブ)。藤井道人らプロジェクトの中核となる監督に加え、この度、新たに6人の監督の参加が明らかになった。

株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組めるように始動させたプロジェクト『DIVOC-12』。

プロジェクト発表会見では、中核となって映画製作を牽引していく3人の監督として、藤井監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督が発表された。

今回第2弾の発表として、同プロジェクトに参加する6人の監督が追加発表。ショートショート国際映画祭などで公式上映されたこともある志自岐希生監督、サンフランシスコ州立大学映画学部を卒業し現地でフリー映像監督として活動、今年帰国したばかりの林田浩川監督が、“成長への気づき”をテーマに掲げる藤井監督チームに。

『こんぷれっくす×コンプレックス』が様々な映画祭やコンクールで好評を博したふくだみゆき監督、カナザワ映画祭グランプリ、PFF観客賞を受賞したこともある中元雄監督が、“感触”というテーマで上田監督チーム。

そして、制作部として『十三人の刺客』、『繕い裁つ人』などに参加した山嵜晋平監督と、瀬々敬久監督、周防正行監督、黒沢清監督、三島監督らの元で助監督を経験した齋藤栄美監督は、“共有”というテーマで三島監督チームで製作を進めていく。

ほかにも、この3チームには一般公募により選ばれるもう3人の監督が加わる予定だ。


コメント


志自岐希生監督
人々が命を失う中今作る必要性はあるのか。正直自分の中で答えは出ておりませんが、こんな時勢の時にこそ想像力は力を持つべきなのではないかとも思います。物語は私たちを旅させ、暗闇から引きずり出します。それが一瞬でも、その一瞬に救いがあると信じて、参加させて頂きました。

林田浩川監督
日々が苦しい時間の中で止まってしまった様に感じる時こそ、自分の身の回りの小さくて個人的なものを相変わらず共有して、積み重なり生活となる瞬間瞬間を拾い直したいです。自分の作品によって、少しでも良い時間が流れますように。頂いた機会に心から感謝いたします。

ふくだみゆき監督
つい不安が募りがちな今、希望あるこの企画に監督として参加出来ることが、とても有り難くとても楽しみです。私個人としては産後初めての実写監督作となるので、4年ぶりの映画の感触をしっかりと味わいたいと思います。

中元雄監督
西暦2020年…人類は新型ウイルスの脅威にさらされていた!そこに立ち上がった12人の命知らず!果たして彼らは、創造力で世界を救うことができるのか!?次回、最終回!「絶体絶命!?ナカモト爆破大作戦」ご期待下さい!

山嵜晋平監督
「映画」を無力に感じた。そんな中、僕自身が前を向けるこのような機会をいただいたことに感謝しております。だからこそ、誰かの為に「映画」を作りたいと思います。

齋藤栄美監督
人と距離をとらなくてはいけない世界の中で、気がつくと私は、必死に人との繋がりを求めていた。苦しさ、悲しみ、怒り、優しさ、喜び。私は想いを誰かと「共有」したいから作品を創るのだと思う。今回頂いた機会に感謝し、想いを込めて作品を創ります。

『DIVOC-12』は2021年全国にて公開予定。

《シネマカフェ編集部》

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