1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品となる本作は、新しい脚本と現在の技術を駆使した3DCGで描かれる宇宙船、さらには日本を代表するCGプロダクション「白組協力」のもとアニメーションを超える演出など様々な面で進化を遂げ、再び大きな宇宙の小さな星を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。
そんな本作を手掛けるのは、『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!』で監督を務め、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』で演出を務めた山口晋監督。脚本は佐藤大が担当した。
主題歌は「ヒゲダン」の愛称で親しまれ、数々の映画主題歌を担当するなど飛躍し続ける「Official髭男dism」とのタッグが実現。今回の起用に関して、Vo.&Pianoの藤原聡は「ドラえもんは僕にとっても小さい頃から親しんでいたアニメで、まず今回主題歌を担当させて頂けたことを大変光栄に思っています」と、率直な感想をコメント。
楽曲作りを通して「少年時代の自分とまた出会えたような気がしたし日が暮れるまで夢中で遊んだ頃と同じように、この楽曲を作ることに夢中になっていきました」と語り、「この『Universe』が映画に彩りを添えられる楽曲になってくれたら嬉しいなと思うとともに、聴いて下さった皆さんの日々や、その日々に入り込んでくる悩み事に寄り添ってくれたならバンドとしてこんなに幸せな事はありません」と語っている。
本作のために書き下ろされた主題歌「Universe」は、小さな宇宙人・パピのために立ち上がるドラえもんたちの大冒険に優しく寄り添うような楽曲。山口監督は主題歌に対し「この曲が流れるエンディングをイメージして初めて『いける!』と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたら嬉しいです」とコメントしている。
「ヒゲダン」の主題歌入り予告映像も解禁!広い宇宙でドラえもんたちが小さくなる!?
小さな宇宙人パピとの出会いから始まる本映像。パピの小ささに驚きつつも、ドラえもんのひみつ道具「スモールライト」を使ってパピと同じサイズになり仲良くなるドラえもんたち。
そこに現れたのはパピを狙う大きな宇宙船…!? パピを守るため、そしてパピの星を守るため、小さくなったドラえもんたちが友情のために立ち上がり、大奮闘する様子が垣間見える予告編となっている。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』は2021年3月5日(金)より全国にて公開。