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到着したコメント映像では、実際に撮影してみて「自分が想像してた以上の力強さがあって、すごい楽しみになりました」と完成に期待。また、「なかなか、あまり女優陣が真っ黒(日焼けメイク)になることがないくらい真っ黒になったけれど、一つ一つ楽しみながらできました」とふり返っている。メイキング写真からも、気合の入ったふん装、表情からも、女性たちの結束の力強さが感じられる。
そして、富山弁で撮影されている本作。富山出身の室井滋は「関西の言葉とも東北の言葉とも違って難しい」と話しており、発音が独特な方言。本木克英監督は「井上さんは直すところがなかった」と絶賛しており、予告編でも少し見ることができる。
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本作は、富山出身の本木監督が約20年温め続けてきた題材から誕生。きっかけは、富山県黒部市出身の岩波ホールの総支配人・高野悦子(故人)から、「米騒動を映画化しなさい」と話しを持ちかけられたことだったそうで、また2008年に富山県で行われた「日本女性会議」で、本作にも出演している室井さんと対談した際には、富山が舞台の映画製作について背中を押されたという。さらに昨年、立川志の輔の寄席へ行った際、「私で良ければ協力させてほしい」という言葉をもらったそうで、まさに、“富山の縁”が結集。本編には室井さんと立川さんをはじめ、西村まさ彦、紫田理恵、左時枝、内浦純一ら富山県出身キャストが集結している。
『大コメ騒動』は2021年1月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。※1月1日より富山県で先行公開