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ワーナーの「劇場公開と同時に配信も開始」を全米監督協会、C・ノーラン監督らが批判

先週、ワーナー・ブラザースが2021年の作品を劇場で公開すると同時に、自社の配信サービスHBO Maxで配信も行うと発表した。

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クリストファー・ノーラン - (C) Getty Images
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先週、ワーナー・ブラザースが2021年の作品を劇場で公開すると同時に、自社の配信サービスHBO Maxで配信も行うと発表した。この決定に、多方面から批判の声が上がっている。

以前から映画館での上映の重要性とこだわりを主張してきたクリストファー・ノーラン監督は、HBO Maxを「最悪なストリーミングサービス」と非難し、ワーナーに対しては「不信感」を持ったとして怒りをあらわにしている。また、大手映画チェーン「AMCシアターズ」のCEOアダム・アーロンも「ワーナーは製作スタジオ、製作パートナー、フィルムメーカーたちの収益性の大部分を搾取し、立ち上げたばかりのHBO Maxの資金に充てようとしているのが明らか」と痛烈批判している。

HBO Maxはワーナーが今年5月27日に開始した新しいサービス。「The Hollywood Reporter」によると、全米監督協会も事務局長のラッセル・ホランダーがワーナーのCEOアン・サーノフに手紙を送り、この件に関する話し合いを求めているという。

劇場公開と配信が同時にスタートする作品は、『ワンダーウーマン 1984』『マトリックス4』『DUNE/デューン 砂の惑星』など。HBO Maxの会員であれば追加料金を払うことなく、劇場公開日から31日間無料で視聴することができる。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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