『アナと雪の女王』の主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」で世界にその名を轟かせた作曲家、ロバート&クリステン・ロペス夫妻といえば、同曲でアカデミー賞歌曲賞、グラミー賞2部門を夫婦揃って受賞し、ロバート・ロペスはエミー賞・グラミー賞・アカデミー賞・トニー賞の4つの賞“EGOT”を獲得した12人目の人物に。10年という最短記録で達成した。
さらにクリステン・アンダーソン=ロペスが共同クリエイターを務めたミュージカル「In Transit」も新オフ・ブロードウェイミュージカル賞はじめ数々の賞にノミネートされるなど、作曲家として歴史に名を残す偉業を成し遂げた2人が満を持してマーベル作品に参加。

解禁となった映像では、一生の愛を誓ったワンダとヴィジョンの幸せな様子を彩るポップなメロディがお披露目。本場ブロードウェイ仕込みの楽曲たちが、モノクロを交えたクラッシックな映像を彩り、往年のシットコム(シチュエーション・コメディ)作品の雰囲気が漂う全く新しいマーベル作品の誕生を予感させる。
ロペス夫妻は「大学からの古い友人でもある監督のマット・シャックマンが私たちに声をかけたとき、こんな話がくるなんで思いもしなかった」と不思議な巡り合わせがあったこと明かす。また、「この作品の不穏な要素が入り混じった明るいシットコムの雰囲気をとても気に入ったし、本作のトーンに合わせた曲を作るのはとてもいい挑戦だった」ともコメント、ロペス夫妻によって手掛けられた楽曲による本格的な音楽演出とマーベルの融合に注目が集まる。
併せて解禁となったのは、ワンダ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)はじめ、不気味な雰囲気漂う隣人アグネス(キャスリン・ハーン)や、『キャプテン・マーベル』から成長したモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)のキャラクターポスター4種。
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1話ごとに異なる年代が設定として描かれるというストーリーに合わせた様々な形態のTVや、新たな戦いが予期されるヴィジョンやモニカの見え隠れするスーツなど、未だ明らかになっていない物語のヒントが散りばめられている。
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なお、配信に先駆けて3話までを視聴した海外メディアからは「何とも陽気で、異色で、新鮮な作品。とても面白い」(ROTTEN TOMATOES)、「面白くて懐かしい作品。私たちが観てきたいままでのマーベル作品とは比べ物にならないほどユニークだ。残りのエピソードが待ちきれない!」(BLACK GIRLS NERDS)、「スタートから夢中になった。可笑しくて、新鮮で、大胆で、魅力的で、そして不可解。物語の展開が楽しみで仕方がない」(AFP)など、多種多様な展開で世界を驚かせてきたマーベルが初の“シットコム”を描いた本作に驚きと絶賛のコメントが続出している。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は1月15日(金)より日米同時配信。