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『ミナリ』スティーヴン・ユァン&ユン・ヨジョンほか作品賞も候補に!第93回アカデミー賞ノミネート発表

コロナ禍、例年より約2か月遅れて行われる第93回アカデミー賞のノミネーションが日本時間3月15日(月)夜に発表され、映画賞レースを盛り上げてきた『ミナリ』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など6部門にノミネートされた。

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『ミナリ』 Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
『ミナリ』 Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24 全 19 枚
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コロナ禍、例年より約2か月遅れて行われる第93回アカデミー賞のノミネーションが日本時間3月15日(月)夜に発表され、映画賞レースを盛り上げてきた『ミナリ』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など6部門にノミネートされた。

ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)受賞の『ノマドランド』は6部門にノミネート。『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』などが同じく6つのノミネートで続き、最多は作品賞、監督賞など10部門にノミネートされた『Mank/マンク』と、Netflix、Amazonといった配信作品が席巻した。

Netflix映画『Mank/マンク』12月4日(金)より独占配信開始
また、監督賞にはアカデミー賞史上初となる『ノマドランド』クロエ・ジャオ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェンネルと2人の女性監督が候補入り。これまで女性監督が同賞を受賞したのは『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグローのみで、ノミネートも『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグや『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラら、わずか5人のみ。ジャオ監督はアジア系女性としても初ノミネートとなっている。

『ノマドランド』(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

第93回アカデミー賞 ノミネート一覧



■作品賞
『ファーザー』
『Judas and the black Messiah』(原題)
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『ノマドランド』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』

■監督賞
トーマス・ヴィンターベア『Another Round』(原題)
デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
エメラルド・フェンネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』

■主演男優賞
リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン『マ ・レイニーのブラックボトム』
アンソニー・ホプキンス『ファーザー』
ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』
スティーヴン・ユァン『ミナリ』

■主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス『マ ・レイニーのブラックボトム』
アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday』
ヴァネッサ・カービー『私というパズル』
フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』
キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』

■助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』
ダニエル・カルーヤ『Judas and the black Messiah』
レスリー・オドム・Jr.『あの夜、マイアミで』
ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
ラキース・スタンフィールド『Judas and the black Messiah』

■助演女優賞
マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』
オリヴィア・コールマン『ファーザー』
アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』
ユン・ヨジョン『ミナリ』

■オリジナル脚本賞
『Judas and the black Messiah』
『ミナリ』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』

■脚色賞
『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
『ファーザー』
『ノマドランド』
『あの夜、マイアミで』
『ザ・ホワイトタイガー』

■国際長編映画賞
『Another Round』デンマーク
『少年の君』香港
『Collective』ルーマニア
『皮膚を売った男』チュニジア
『Quo vadis, Aida?』(原題)ボスニア・ヘルツェゴビナ

■長編アニメーション映画賞
『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』

■撮影賞
『Judas and the black Messiah』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『ノマドランド』
『シカゴ7裁判』

■編集賞
『ファーザー』
『ノマドランド』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』

■美術賞
『ファーザー』
『マ ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『TENET テネット』

■衣装デザイン賞
『Emma. 』(原題)
『マ ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『ムーラン』
『Pinocchio』(原題)

■作曲賞
『ザ・ファイブ・ブラッズ』
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『この茫漠たる荒野で』
『ソウルフル・ワールド』

■歌曲賞
「FIGHT FOR YOU」『Judas and the black Messiah』
「HEAR MY VOICE」『シカゴ7裁判』
「HUSAVIK」『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』
「IO Si(SEEN)」『これからの人生』
「SPEAK NOW」『あの夜、マイアミで』

■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Emma. 』
『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』
『マ ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『Pinocchio』

■音響賞
『グレイハウンド』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『ソウルフル・ワールド』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』

■視覚効果賞
『Love and Monsters』(原題)
『ミッドナイト・スカイ』
『ムーラン』
『ゴリラのアイヴァン』
『TENET テネット』

■長編ドキュメンタリー賞
『Collective』
『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』
『老人スパイ』
『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』
『タイム』

■短編ドキュメンタリー賞
『Colette』
『A Concerto Is a Conversation』
『Do Not Split』
『Hunger Ward』
『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』

■短編アニメーション映画賞
『夢追いウサギ』
『Genius Loci』
『愛してるって言っておくね』
『Opera』
『Yes-People』

■短編実写賞
『Feeling Through』
『The Letter Room』
『プレゼント』
『Two Distant Strangers』
『白い自転車』

「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は日本時間4月26日(月)8時30分~WOWOWプライムにて放送。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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