冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、実験をすることに。朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと、授業も楽しくなり、生き生きとするが――。
本作では、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝いた『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督と再タッグが実現。さらに、同作で共演したトマス・ボー・ラーセンやラース・ランゼ、新たにマグナス・ミランが参加。同作のトビアス・リンホルムと監督が共同脚本を務めた。

マッツが演じるのは、冴えない高校教師。同僚たちとある理論を証明するため、常にお酒に酔った状態を保つ実験を行っていく。奇想天外なストーリーでビターな面も描く、笑って、呆れて、ホロっと涙する、ユーモラスな人生賛歌となっている。
第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、先日のゴールデングローブ賞外国語映画賞でもノミネート、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭など世界中の映画賞を総なめにしている本作。海外で予告編が公開されると、「日本で公開して・・・」「アナザーラウンド早く連れてきて!!」「アナザーラウンド見ごたえありそうですよね。楽しみに待ちます」と日本公開を待ちわびる人たちの声がSNSでも多く見られた。
そんな本作の待望の日本公開が今回決定し、同時に到着したティザービジュアルには、お酒とともに食事を楽しむ4人の姿が切り取られている。

『アナザーラウンド』は9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。