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新しい生活、新しい出会いに向けて…前向きになれる映画&ドラマ7選

進学や就活、就職、転職…さまざまな形で“始まり”があるこの季節、新生活をいっそう輝かせる7作品をピックアップ

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『マイ・インターン』(c) 2015 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.
『マイ・インターン』(c) 2015 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved. 全 20 枚
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進学や就活、就職、転職…さまざまな形で“始まり”があるこの季節。心機一転でリスタートしたい人や、慣れ親しんだ場所を離れ、新しい環境に向かう人たちも多いはず。コロナ禍、物事が従来通りにはいかないいまこそ、前向きな気持ちになれて楽しめる作品に注目。新生活をいっそう輝かせる、お気に入りの映画やドラマを見つけてみては?


▼自分が大切にしてきたことを守り続ける

『マイ・インターン』(2015)


『マイ・インターン』(C)Warner Bros. Entertainment Inc.

あらすじ


自ら立ち上げたファッションサイトが急成長を遂げたジュールズは、いまや何百人もの社員を束ねるCEOとして、毎日を慌ただしく過ごしていた。そこへ、会社の社会福祉事業で雇用された40歳年上の“シニア”インターンのベンがやってくる。そんな中、仕事でも家庭でも問題が持ち上がり、人生の危機に陥ったジュールズ。人生経験豊富なベンが寄り添うが…。

『マイ・インターン』(C)Warner Bros. Entertainment Inc.
『プラダを着た悪魔』で仕事と恋に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じて多くの支持を集めたアン・ハサウェイが、同作の“その後”のような主人公に。ロバート・デ・ニーロがチャーミングに演じる、親世代のインターン、ベンは様変わりしたブルックリンの街並み同様、古き良き物は大切にしながら世の中の移り変わりを受け入れようとする。ベンがジュールズに贈るアドバイスは決して高圧的でなく、CEOや母の顔を持つ彼女を心から敬った上でのこと。その温かさに、“我が社にもデ・ニーロ求む”と思った方は多いかも!?

Netflixにて配信中。

▼自分が望む人生が叶う場所はどこ?

『ブルックリン』(2015)


『ブルックリン』 (C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

あらすじ


1950年代。エイリシュは大好きな姉ローズの計らいで、女性が仕事をする場が限られたアイルランドの小さな町を出て、新天地のアメリカ・ニューヨークへと旅立つ。すべてが新しく知ることばかりでホームシックになってしまうエイリシュ。新たな出会いや、先人たちの支えを得て少しずつ毎日が輝いていくが、やがてどうしても故郷に戻らなければならない出来事が起きる。

『ブルックリン』 (C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
アイルランドとアメリカ、2つの国で揺れ動く主人公を演じたシアーシャ・ローナンは、当時13歳の『つぐない』以来となる2度目のアカデミー賞ノミネートを果たした。故郷と新天地でのダンスシーンや海水浴シーンなどが対照的に描かれていくなか、最初に船の中で出会った“先輩”にファッションやメイク、立ち振る舞いを伝授され、扉を開けていくシーンと終盤のシンクロに注目。大都会は、彼女と同じように故郷を離れてきた者たちの集合体なのだと改めて気づかされる。

Hulu、dTVにて配信中。

▼人生、何が起こるか分からない。いつでも謙虚に

『インターンシップ』(2013)


『インターンシップ』 (C)APOLLO

あらすじ


巧みな話術を武器に長年、営業畑で活躍してきたビリー(ヴィンス・ボーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)は、デジタル化の波を受けて失業。ひょんなことから、あの“Google”にインターンとして採用される。周囲は超優秀な学生ばかり。ITが苦手な2人は、天才なのに自分に自信がない女性やスマホから顔を上げさえしない冷めた青年ら“はみ出し者たち”とチームを組み、ほんの一握りしかなれない正社員を目指すが…。

『インターンシップ』 (C)APOLLO
『TED テッド』のスタッフのもと『ナイト ミュージアム』ショーン・レヴィが監督、実際のGoogle本社でロケが行われている。中年男性ペアが若者たちと描く現代のアメリカンドリームは、かつては“それでよし”とされた価値観に疑問を呈し、謙虚に学び続ける姿勢やチームワーク、顔を見て話し合うことの大切さを伝える。2人の例え話は80年代カルチャーばかりだが、劇中で何度も引用される『フラッシュダンス』(83)を未見の方は、ぜひとも“ググって”観てみてほしい。

Amazon Prime Videoにて配信中。

▼“美しさ”はあなただけのもの

『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(2018)


『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(C)2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

あらすじ


コスメハイブランドの通販部門で働く、自分の容姿にコンプレックスを持つレネー(エイミー・シューマー)。ある日、通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気絶。目が覚めて、絶世の美女に生まれ変わったと信じ込んだ彼女は、本社ビルの受付に採用され、憧れの上司(ミシェル・ウィリアムズ)に見込まれてセカンドラインを任されるなど、仕事も恋愛も絶好調になるが…。

『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(C)2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
トム・ハンクスの代表作の1つ『ビッグ』(88)に触発され、「美しくなりたい!」と願ったことが現実になったレネー。もともと日ごろから美容系YouTubeをチェックしたり、親友にメイクをしてあげたりと、できる範囲で美しくなるための工夫を惜しまなかった女性。そんな彼女が自己肯定と自信を手に入れたら、鬼に金棒だ。“私は私”だから、いまの自分に誇りを持つ。その姿はきっといまを生きる人たちの背中を押してくれるはず。

Amazon Prime Videoにて配信中。

▼“いまの自分”に重なる登場人物が見つかる

ドラマ「ミセン-未生-」(2014)


「ミセン~未生」-(C)CJ E&M Corporation,all rights reserved.

あらすじ


プロの囲碁棋士になる道を断念したチャン・グレ(イム・シワン)は、26歳にしてコネで大手総合商社のインターンになる。これまで囲碁ひと筋、高卒で社会人経験もないグレはコピーのとり方から何から、1から学ぶことに。同期や上司からも相手にされない中、囲碁で培った才能と経験を活かしながら少しずつ信頼を得ていく――。

韓国でサラリーマンのバイブルといわれ、社会現象を巻き起こしたお仕事ドラマ。2016年に日本でもリメイクされた。初めて飛び込む“会社”という別世界で、自分に何ができるのかを突きつけられながら、可能性を1つ1つ広げていくグレの姿は身につまされることも。『スマホを落としただけなのに』韓国リメイク版にも出演するイム・シワンほか、イ・ソンミン、カン・ソラ、カン・ハヌル、キム・デミョンらの群像劇としても見応えたっぷり。

Amazon Prime Video、Huluなどにて配信中。

▼全力を注いだ、その熱量は伝播する

ドラマ「宮本から君へ」(2018)


『宮本から君へ』(C)2019「宮本から君へ」製作委員会 映画『宮本から君へ』より

あらすじ


大学卒業後、都内の文具メーカー・マルキタの営業となった宮本浩(池松壮亮)の成長を描く。通勤途中の駅のホームで一目ぼれした女性と恋が始まりかけたり、敬愛する先輩の神保(松山ケンイチ)の退職に花を持たせるべくコンペに奮闘したり、常に全力を尽くしていくが――。

青くさいまでに愚直で暑苦しく、必死で、営業スマイルもできない宮本。世の中は割り切ったり、妥協したりの連続でも、宮本は決して諦めない。自分をどこまでも追い込みながら、その熱量を周囲に伝播させていく宮本を、池松さんも実際に頭を丸めて大熱演。ドラマ版で出会った靖子(蒼井優)と交際を始める映画版では、2人にとって人生最大の試練に立ち向かう。

U-NEXT、Paraviにて配信中。

▼自分の存在を特別にするものとは…?

ドラマ「私の“初めて”日記」(2020)


「私の“初めて”日記」Netflixにて配信中

あらすじ


高校2年の初日を迎えたデービー(マイトレイ・ラマクリシュナン)。去年父親を亡くして以来、困難続きだった彼女は、今年こそは憐れみの対象でなく、クールな評判を得るために気持ちを新たにする。まずは、超イケてる水泳部のパクストンとセックスすることを目標にするが…。

「私の“初めて”日記」Netflixにて配信中
『オーシャンズ8』「The Office/ジ・オフィス」のミンディ・カリングがショーランナー。彼女と同じくインド系の主人公に、親友役はアジア系やアフリカ系で、二枚目役は日系と現代のアメリカの縮図のような人種構成はSNSでも話題に。喪失感から少しずつ立ち直り、自分自身を見つめ直していくのは高校生だけじゃない、大人もハッとさせられる次世代青春コメディ。ナレーションは、なぜか元プロテニス選手のジョン・マッケンローが務めている。

Netflixにて配信中。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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