仕事の都合で叔母の経営するホテルに妹を預けることにしたユミ(イ・セヨン)。ただそのホテルには奇妙なルールがあった。「絶対に上を見上げてはいけない。絶対に一人で歩き回わってはいけない。絶対に405号室に入ってはいけない」。足を踏み入れてすぐ違和感を感じるユミ。ここには、人を狂わせてしまう“何か”がある…。

主人公ユミをドラマ「メモリスト」「王になった男」などのイ・セヨンが演じ、ユミの叔母でホテルの社長役のパク・ジヨン(『犯罪の女王』「VIP」)、ホテル唯一のメイドを演じるパク・ヒョジュ(『チェイサー』『奴隷の島、消えた人々』)ら、いま注目の世代を代表する女優たちが集結。緊張感みなぎる演技と圧倒的な存在感で、怪奇現象が多発するホテルでの恐怖を描き出していく。
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またこのほど解禁された予告編は、車でホテルへと向かうユミと妹が路上で不気味な女と遭遇するところからはじまり、ホテルの奇妙な三つのルールとともにこの世ならざる者の存在が映し出され、作品の謎めいた展開を予感させる。
めまいを催しそうなホテルのスパイラル構造やアンティークな小物、セットに至るまで計算されたプロダクションデザインも秀逸で、作品の重厚な雰囲気を盛り上げる。
韓国はこれまでも『コクソン』『コンジアム』など、独創的なホラー作品を生み出しており、本作にもその期待が高まる。
『ホテルレイク』は8月13日(金)よりシネマート(新宿・心斎橋)にて公開。