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スプーン1杯の砂糖のよう…『プロミシング・ヤング・ウーマン』甘く危険なサントラの魅力

キャリー・マリガン主演『プロミシング・ヤング・ウーマン』、ブリトニー・スピアーズ「Toxic」やパリス・ヒルトン「スターズ・アー・ブラインド」などに彩られたサウンドトラックの魅力に迫る。

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『プロミシング・ヤング・ウーマン』新場面写真(C)2020 Focus Features, LLC.
『プロミシング・ヤング・ウーマン』新場面写真(C)2020 Focus Features, LLC. 全 8 枚
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キャリー・マリガンがキャリア最高の演技と絶賛され、米アカデミー賞ではエメラルド・フェネルが監督&脚本賞のWノミネートにより脚本賞を受賞した『プロミシング・ヤング・ウーマン』。ブリトニー・スピアーズの「Toxic」やパリス・ヒルトンの「Stars Are Blind」などに彩られた、この復讐エンターテインメントのサウンドトラックの魅力に迫った。

>>『プロミシング・ヤング・ウーマン』あらすじ&キャストはこちらから

アップビートでポップ、そしてスリリングなサウンドトラックで彩られた本作。『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』や人気ゲーム「フォートナイト」の楽曲も手掛けたアンソニー・ウィリスが音楽を担当した。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』(C)2020 Focus Features, LLC.
このサウンドトラックについてフェネル監督は「居心地が良い魅力的な世界を作りながら、心の中では他者に対し過剰な同情心を持っているのが、本質的には女性だと感じたのです。そして物事を砂糖でごまかす感覚、つまり本作のトーンやサウンドトラックは、スプーン一杯の砂糖なのです」と話す。そして、「内容がハードだからと言って、見るのがつらい映画である必要はない」との言葉も。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』新場面写真(C)Focus Features
重いテーマの中に、ポップで花束のようなサウンド、そしてスローながら毒々しい弦楽器の音が流れ、そこに込められたブラックユーモアがキャシーのうごめく復讐心とともに確実に近づいてくるようなサウンドトラック。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』 (C)Focus Features
特筆すべきは、日本版の予告編でも使用され注目の的になった、ブリトニー・スピアーズの「Toxic」のアレンジ。スリリングにしてエキサイティング、ロマンティックなのに恐ろしい、その全てを表現させたのは、甘くも危険な香りが漂うこのメロディがあればこそ。エッジの効いた魅力が詰まる本作に、まさにぴったりのサウンドとなっている。


『プロミシング・ヤング・ウーマン』は7月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷・梅田にて先行公開。7月16日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷&シネクイントほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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