木曜日(現地時間)、クリステン・スチュワートが演じる故ダイアナ妃の物語『Spencer』(原題)の予告編がついに公開された。数か月前からすでにクリステンが扮するダイアナ妃の姿画像で公開されていたが、“動く”ダイアナ妃が見られるのは今回の予告編が初めて。
見た目の役作りについては「そっくりすぎて2度見した!」「これは期待できる!」などの称賛の声が寄せられていたが、クリステンといえばやはり『トワイライト』シリーズのベラ役のイメージがいまだに強く、「本当にダイアナ妃を演じられるの?」という心配の声も上がっていた。
しかし、予告編によってその不安は払しょくされ、「クリステンはオスカーを獲りにいくね」「ノミネートは確実!」と早くもオスカーの話が持ち上がっている。1分強の予告編の中で、“ダイアナ妃”のセリフは「They don’t.」という短い短文だけ。しかし、アメリカ人であるクリステンがイギリス英語のアクセントを完全にマスターし、本物のダイアナ妃と同じように話している姿に「完璧!」「素晴らしい。ずっと聞いていたい」とイギリスの人たちにもお墨付きをもらっている。
また、ほかのシーンはセリフがなくても「ダイアナ妃をしっかりとらえている」という表情や演技に高い評価が集まっており、映画公開の前から多くのファンを獲得したようだ。
『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末が描かれる。9月にヴェネチア国際映画祭で世界初上映が決定している。