ガブリエル・バーン、デイン・デハーン、チェッキー・カリョらを国際的キャストを中心に、世界3大陸にまたがるコカイン密輸に関わるイタリアンマフィアとメキシコ麻薬カルテル同士の権力抗争をリアルに描く犯罪アクションドラマ「ZeroZeroZero宿命の麻薬航路」が、10月12日(火)より日本で独占初放送・配信決定。第1話先行無料放送も決定し、世界を舞台にした予告映像が解禁となった。
南イタリア、カラブリア州のマフィア組織のドン・ミーノは、組織の建て直しのために大がかりなコカイン買い上げを図るが、父親を祖父に殺された孫のステファノは密かに妨害を工作。一方、売り手のメキシコ人犯罪組織のレイラ兄弟は、軍曹マヌエルを内通者として雇い、当局の摘発を逃れてきた。買い手と売り手を繋いでコカインを搬送するのは、ニューオリンズで運送業を営むリンウッド家。大型貨物船を購入してコカイン密輸に備えようとするが...。
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“運ぶ者”アメリカのリンウッド一家の家長に、『ユージュアル・サスペクツ』などで知られるイギリス出身の名優ガブリエル・バーン、その娘に『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のアンドレア・ライズブロー、息子役には『アメイジング・スパイダーマン2』のアメリカ人俳優のデイン・デハーン。
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イタリア人マフィアに扮するのは、イタリア映画界・TV界のベテラン俳優アドリアーノ・ キアラミダと若手俳優ジュゼッペ・デ・ドミニコ。フランスからも名脇役のチェッキー・カリョが出演。
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メキシコ人の出演陣で最も注目すべきは、マヌエル役ハロルド・トレス。メキシコの大学で演劇を専攻した本格派で、気迫ある演技で圧倒的な存在感を放ち、2021年のインディペンデント・スピリット賞テレビ部門で男優賞にノミネート。本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭でもプレミア上映されている。
国際的で壮大なプロダクションとキャスティング
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南イタリアから始まり、メキシコのモンテレイ、アメリカのニューオリンズ、アフリカのセネガル、モロッコへと、物語はその舞台をダイナミックに移していく。テレビドラマの製作では、予算削減のために撮影は安上がりで済む別の場所に置き換えたりすることが多いが、本作では実際の場所での撮影を敢行。5か国、300か所以上にも及んだというロケーション撮影ならではの迫力が堪能できる。
映画級のクオリティと、先鋭的なサウンドトラック
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タイトルの「ZeroZeroZero」は、“000”と呼ばれる最も精製度の高い小麦粉から転じて、麻薬取引人たちの間では最 純度の高いコカインを指す。そのタイトルに象徴されるかのように、時間軸を巧みに操作したストーリーテリングや、犯罪映画の雰囲気のようなダークでスタイリッシュな映像が見どころ。テレビドラマの域を超えた、映画レベルのクオリティを持つ作品となっている。
また、凝った映像のオープニングクレジットで流れる音楽を担当しているのは、スコットランドのポストロック・バンド「モグワイ」。その先鋭的なサウンドは一度聴いたら忘れられないほど印象的。