松居大悟監督が手掛ける、池松壮亮&伊藤沙莉W主演映画『ちょっと思い出しただけ』が、「第34回東京国際映画祭」のコンペティション部門に選出されたことが分かった。さらに、本作に出演する新たなキャストも発表された。
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日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭「東京国際映画祭」。34回目を迎える今年は、メイン会場を六本木ヒルズから東京ミッドタウン日比谷に移動し、10月30日(土)より開催予定。松居監督が熱望した東京国際映画祭コンペティション部門、初選出で受賞にも期待がかかる。
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さらに併せて発表となったのは、ドラマや映画で活躍する豪華キャスト、6名と1組。
主人公2人の行きつけのバー「とまり木」のマスター・中井戸を國村隼が演じ、親身に相談に乗り、悩める若者たちの心の拠り所となりつつも、自身も恋愛相談を葉(伊藤さん)にするなど、お茶目な一面も見せる。
また、公園で妻を待ち続ける男・ジュンを永瀬正敏、その妻として神野三鈴。永瀬さんはジム・ジャームッシュ監督作品『ミステリー・トレイン』(’89)で演じた役名と同じ名前のキャラクターを演じることになる。
主題歌を担当する「クリープハイプ」が劇中で演奏するバンド役で出演し、尾崎世界観は重要な場面で登場。成田凌が中井戸のバーの常連・フミオを演じるほか、篠原篤、菅田俊も出演する。
「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2021」は11月1日(月)~3日(水・祝)オンライン開催。
『ちょっと思い出しただけ』は2022年早春、公開予定。