キリアン・マーフィー主演ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」の今後について、クリエイターのスティーヴン・ナイトが「BFIロンドン映画祭」のパネルで語った。
ナイトによると、同ドラマの最終章となるシーズン6の撮影は完了しており、編集もほぼ終了。2022年春の放送が予定されている。「これから映画版の脚本を書きます。舞台も撮影地もバーミンガムになる予定です。映画版をもって、『ピーキー・ブラインダーズ』は完結するということになりそうです」と明かした。映画版の製作は2023年に開始するという。
また、「ピーキー・ブラインダーズ」の世界に“関連したドラマ”(“スピンオフ”という言葉が好きではないというナイトによる表現)の製作も示唆。実際にスピンオフドラマが作られるとしても、ナイトは必ずしも指揮を執る必要があるとは考えておらず、むしろ「だれかにバトンを渡したい」と考えているとのこと。
「ピーキー・ブラインダーズ」は、1890年代から20世紀初期に実在した同名のギャングの物語。2013年から放送されており、トム・ハーディ、エイドリアン・ブロディ、サム・クラフリン、アニャ・テイラー=ジョイらが出演しているシーズンもある。