第57回百想芸術大賞で大賞を受賞、第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』から、ソル・ギョング、ピョン・ヨハン、イ・ジュニク監督が撮影を振り返るメイキング映像が到着した。
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今回解禁となった映像では、イ・ジュニク監督と主演のソル・ギョング、ピョン・ヨハンの3人が、撮影時のエピソードを軽妙に語り合っている。撮影初日から台風の影響を受け、セットの建物の扉が飛ばされるなど過酷な撮影を強いられたという。
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ソル・ギョングは「大変でした」と振り返り、大雨の中の撮影時には「監督は誰とも目を合わせない。申し訳なくなるから」と、監督の苦労を気遣った。
一方、台風のおかげで「(翌日は)波の打ち方が見事だった」と、監督は良い部分も語る。本作のためにエイのさばき方を学んだというピョン・ヨハンとイ・ジョンウンの演技にも「プロのよう」と監督は称賛。また、30キロものイシナギの模型を担ぎ歩いたピョン・ヨハンは「ある瞬間から記憶がない」と、その重さに驚いていたほど。
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撮影に準備した海洋生物については「原作の海洋生物はなるべく出したかった」と監督は明かす。過酷な撮影とは裏腹に、笑顔が耐えない現場を振り返る3人のトークは必見だ。
『茲山魚譜-チャサンオボ-』は11月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。