今月より放送がスタートした、3人のヒロインが登場する連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、その三代目ヒロイン・川栄李奈演じるひなたの物語に登場する新たなキャスト11名が発表された。
初代ヒロイン・安子(上白石萌音)、二代目ヒロイン・るい(深津絵里)に続くヒロインで、るいの娘であるひなたの物語は、昭和40年代の京都からスタート。
戦後、日本は大きく様変わりし、ひなたはどこか時代に取り残されていく。ひなたが出会う人々も、どこか時代遅れだったり、クセものだったり…。様々な出会いを通して、ひなたはゆっくりと成長していく。そんな彼女に大きな影響を与える、個性豊かな人物を演じる出演者が今回明らかに。
まず、連続テレビ小説初出演となる本郷奏多が、生意気で無愛想で、ちょっと頭でっかちな若き大部屋俳優・五十嵐文四郎を演じ、将来の進路に迷うひなたを、大いにかき乱し続ける。「とても元気をもらえる作品だなと感じました」と作品の印象を語った本郷さんは、「五十嵐というキャラクターは、時代劇が盛り上がっていた時代の大部屋俳優という役どころになります。時代背景を勉強し、スタッフの皆様とディスカッションをしつつキャラクターを形成していきたいです。そして、“朝ドラ”に参加させていただくのは初めてなので、すてきな皆様が作り上げる作品に少しでもお力添えできるよう精いっぱい演じたいと思っています」と意気込んでいる。
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そして安達祐実が、ひなたにとって憧れの存在である女優・美咲すみれ役に決定。思いがけず出会ったすみれは、機嫌が悪い様子。芸能界の荒波のなかで、何やらこじらせているらしい。25年ぶりの朝ドラ出演に安達さんは「とてもうれしく思っています。当時は子どもだった私が、大人になり、またこうして“朝ドラ”の世界に役として生きられることを、なんだか不思議で感慨深く感じております」とコメントしている。
ほかにも、朝ドラ初登場となる三浦透子と新川優愛が、ひなたの同級生である野田一恵と藤井小夜子。ひなたの弟・桃太郎を青木柚。ひなたの同級生で同じ商店街の荒物屋の息子・赤螺吉之丞を徳永ゆうき。
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条映太秦映画村の職員でひなたにとっても信頼できる人物となる榊原誠を平埜生成。酒屋のおじさんをおいでやす小田。荒物屋の店主の妻・清子を松原智恵子。大部屋俳優・伴虚無蔵を松重豊。また、ひなたの幼少期は新津ちせが演じる。
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今回の発表を受けて、川栄さんは「こんなにもすてきなキャストの方々とこの作品を作っていける事を本当にうれしく思います。明るくにぎやかな撮影現場になるんだろうなと、今からワクワクしています」と喜び、「ひなた編も楽しみに待っていてください!」とメッセージを寄せた。
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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合ほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返る