ロザムンド・パイク主演の新感覚クライムサスペンス『パーフェクト・ケア』から、「裁判所の決定で来ました」と“恐怖の笑顔”で高齢者の家を訪問する本編映像が解禁となった。
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ロザムンド・パイク演じる本作の主人公である弁護士マーラ・グレイソンは、“完璧なケア”で裁判所からの信頼も厚い法定後見人。だが、その正体は高齢者から資産を搾り取る悪徳後見人だ。この度解禁されたのは、そんなマーラが資産家のジェニファーを訪ねて、一緒に施設に来てもらうと通告するシーン。
黄色いスーツを身に纏ったマーラは現れるやいなや、裁判所がジェニファーに要介護の認定を下したこと、自分が法定後見人として選ばれ、今後必要なケアを提供することを矢継ぎ早に通告する。
ジェニファーが「自分は健康だし介護は必要ない」と反論するも、マーラは「これは裁判所の決定」と一蹴し、同行を要求するという映像。当事者不在で要介護認定を下されたジェニファーの困惑もさることながら、やりとりの間、終始不気味な笑みを浮かべているマーラがさらに恐ろしさを助長する。
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そもそも「成年後見人制度」とは、「認知症などによって判断能力の低下した人が生活をする上で不利益を被らないよう、財産管理や生活に必要な契約を代理で行うことで、支援するための制度」であり、そのような制度を必要としている人は多数存在する。
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その一方で、本作のロザムンド演じる悪徳弁護士マーラのように、近年ではその制度を悪用し、高齢者などから資産を搾取しようとする者もいる。だが、この日を境に、マーラはロシアンマフィアに執拗に狙われるようになってしまうのだ…。ロザムンドの怪演にも注目の、マーラの運命を左右する1シーンとなっている。
『パーフェクト・ケア』は12月3日(金)より全国劇場にて3週間限定公開&デジタル配信開始。