『キャンディマン』『ゲット・アウト』『アス』を仕掛けたジョーダン・ピールが製作総指揮を務めた、伝説的ミステリーアンソロジーTVシリーズの最新リブート版「トワイライト・ゾーン」。DVDリリースを記念し、「本作の強みは、例え話でも真実は作れること」と語るインタビュー映像が一部公開された。
本作は、『ゲット・アウト』でアカデミー賞(R)脚本賞を獲得したピールが、プロデューサーのみならず、ホストとナレーターとして番組をナビゲート。日本でも大ヒット中のホラー映画『キャンディマン』で製作、脚本を担当し、“恐怖”を描き続ける比類のない才能を放つ鬼才が新たな異次元の扉を開けた。
米国で1959年に放送が始まったオリジナルは、日本でも1961年~67年にかけてTBSで「ミステリー・ゾーン」の名で人気を博したTVシリーズ。1983年にはスティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ミラーらによって映画化、さらに2度のTVシリーズがリメイクされ、今回が3度目のリメイクとなる。
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ふとしたきっかけで不思議な世界に迷い込んだ登場人物らの悪夢的な体験を、現実と幻想の中で描きながら、1話完結で“オチ”をつけるというフォーマットを確立。日常に潜む異常、狂気、不条理に加え、BLM運動をはじめとするアメリカの現代社会を鋭く切ったエピソードにも注目。さらに、セス・ローゲン、スティーヴン・ユァン、ジェイコブ・トレンブレイら、錚々たる豪華ゲストスターが毎回登場し極上のミステリーワールドへ誘う。
今回解禁となったのは、DVDの約151分にも及ぶ特典映像の中から、メイキング映像に収録されているピールのインタビューの一部を公開。「物語を通して新たな社会問題や数多く生まれた恐怖と向き合うと、自分自身や社会について新たな発見ができる。今を生きる我々は、社会の動きについていく必要がある」と使命感を語る製作総指揮のピール。
同じくホスト兼クリエイターとしてオリジナル版を生んだロッド・サーリングの功績を語りつつ、「ロッドの作品を受け継ぐことで、テレビを通じて発信できる境界線を広げること。彼の考えから離れないように努めている」とし、「あの印象的な不気味さには思わずゾッとする」と、ロッドの1ファンの目線としても本音を漏らす様子も。
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加えて、「社会に関する主張と現実逃避の機会を同時に与えてくれるのが本作。例え話で真実を作ることができる」と「トワイライト・ゾーン」の強みをアピールするジョーダンの貴重なインタビュー映像が作品のワンシーンと共に登場。何度過去に戻ろうと白人警官の暴力から逃れられない黒人母子の体験を描く、BLM運動を題材にしたエピソードをはじめ、いま最も重要な社会問題とオリジナル版のエッセンスを融合させ、風刺センスを盛り込んだ面白さが本作の魅力となっている。
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「トワイライト・ゾーン」はDVD-BOXは発売中、レンタルリリース中。
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント