サルマ・ハエックが「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2709番目の星型プレートを獲得した。サルマは夫と娘とともにTCLチャイニーズ・シアターの前で行われた記念セレモニーに出席。ハリウッドでの成功について語った。
「より上を目指して。自分のやっていることに喜びを見出して。一生懸命やる。備える。だれがなにを言おうと、気にしないで。でも一番大切なのは、自分が落ち込んでいるときには自分の言いなりにならないこと」と自分がこれまでに心がけてきたことを振り返るように話したサルマ。90年代にハリウッドに進出した当時は、見知らぬ人に刺されそうになったことや、プロデューサーに出身国のメキシコに「戻ったら?」と言われたことなども回顧し、「だれも私にここ(ハリウッド)にいてほしくないんだ。みんな自分の国へ帰れと言う」と落ち込んだことを明かした。
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しかしサルマは故郷に戻らないことを選んだ。ハリウッドやスタジオの人々がサルマのことを知らなくても、「アメリカにいるすべてのラテン系の人は私を知っている」「彼らは彼らと同じように私が夢を持ってここに来たということを理解してくれる」という自信を糧に、自身を奮い立たせたという。
セレモニーには『エターナルズ』でタッグを組んだクロエ・ジャオ監督、『アダルトボーイズ青春白書』で共演し仲のよい友人だというアダム・サンドラーが駆け付け、サルマを祝福した。
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