ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェの再共演で話題の韓国映画『ただ悪より救いたまえ』。この度、“殺し屋”を演じたファン・ジョンミンが、一緒に逃避行する少女の優しさに涙する本編映像が到着した。
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これまでにも、『レオン』(1994)や『アジョシ』(2011)といった容赦のない“殺し屋”と“少女”という構図は、数々のアクション映画に登場してきた。
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本作で、ファン・ジョンミン演じる殺し屋インナムの隣に座るのは、殺されたかつての恋人との間に授かった実の娘ユミンだ。だが、ユミンに本当の親子だと伝えられていないインナムは「おじさんはママを守る勇気がなかった」と語りだす。かつて愛した女性を守れなかった無念と、愛する娘を1人にさせ、危険な目に遭わせてしまった後悔が入り混じるインナムは続けて「約束するよ。何があってもユミンのそばにいる。絶対に1人にしない」と新たな決意を口にする。
そして、ユミンを守るためにどうしても彼女を置いて出かけなければならないインナムは、「心の中でゆっくり数えるんだ。10まで数えたらおじさんが戻ってくる」とユミンに告げる。するとユミンは、インナムに対して指切りのポーズで応じ、さらには小さな体で腕をいっぱいに伸ばしハグを求めると、その姿に涙腺が緩み顔を背けるインナム。
泣いていることを悟られないように力強く抱きしめ、その後、鋭い眼差しで部屋を後にするインナムの表情は、我が子を必死で守る父の顔。その後の展開にも期待が高まるシーンとなっている。
『ただ悪より救いたまえ』は12月24日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。