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宮沢りえ&磯村勇斗ら出演の舞台「泥人魚」ライブ配信が決定

12月にシアターコクーンで上演する舞台「泥人魚」のライブ配信が、12月15日(水)に実施されることが決定した。

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COCOON PRODUCTION 2021「泥人魚」
COCOON PRODUCTION 2021「泥人魚」 全 3 枚
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12月にシアターコクーンで上演する舞台「泥人魚」のライブ配信が、12月15日(水)に実施されることが決定した。

港の町を去り、いまは都会の片隅にあるブリキ店で暮らす蛍一(磯村勇斗)。店主・静雄(風間杜夫)は、まだらボケの詩人で、陽が落ちると急にダンディな夜の詩人と化す。あるとき店に現れたのは、詩人を「先生」と呼ぶ男、しらない二郎(岡田義徳)。静雄の元門下生であり、蛍一とは、長崎の諫早漁港で共に働いた仲だった。

干拓事業の賛否に揺れる漁港では、湾を分断する「ギロチン堤防」が、内側の調整池の水を腐らせ不漁が続き、池の埋め立てに反対だった仲間の漁師が、次々と土建屋に鞍替えしていく。そんな現実に絶望した蛍一は、港の町を去った。一方の二郎は、実は港に派遣された「さぐり屋」。依頼主は、月の裏側を熟知しているとのたまう月影小夜子(愛希れいか)。二郎の裏切りを蛍一がなじっていると、蛍一を探してやすみ(宮沢りえ)という女が現れる。少女時代、ガンさんという漁師に海で助けられ、その養女となった娘だ。

「ヒトか魚か分からぬコ」と呼ばれるやすみは、ある約束を果たしに来たという。「人の海の貯水池で、言ったとおりの人魚になれ」と。蛍一の前で見せた片方の足には、一条のきらめくものがはりついていて――。

2003年に発表され、演劇界を席巻した唐十郎の伝説的戯曲が、劇団・新宿梁山泊主宰の金守珍の演出により、18年ぶりによみがえる本作。

舞台では4度目の唐作品への出演となる宮沢りえを筆頭に、唐作品に初挑戦の磯村勇斗、宝塚歌劇団退団後初のストレートプレイに挑む愛希れいかが共演。また風間杜夫が、初演時に唐さんが演じた役で出演する。

なお今回のチケットは、12月1日(水)10時よりMY Bunkamuraにて販売がスタート。「Bunkamura STREAMING」にて配信が行われる。

COCOON PRODUCTION 2021「泥人魚」は12月15日(水)18時30分~Bunkamura STREAMINGにて配信。
※アーカイブ配信なし

《シネマカフェ編集部》

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