1992年にアニメが放送されて以来、老若男女に愛され続けている国民的キャラクター「クレヨンしんちゃん」。2022年に30周年を迎え、毎年公開されてきた劇場版の記念すべき第30弾タイトルが『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)』に決定。4月22日(金)公開として、特報映像とチラシ両面のティザービジュアルが解禁となった。
最新作の監督は『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』『新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の橋本昌和と、脚本は『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』『新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』、そして前作『謎メキ!花の天カス学園』のうえのきみこと橋本監督との共同脚本。
長きにわたりシリーズを支えてきたスタッフたちによる本作は、ギャグ満載の忍者アクション超大作。今回、嵐を呼ぶ5歳児・しんのすけが“忍者”に。そして、本作で初めてしんのすけ出生の真実が明かされる――。
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特報映像は、雨の日にひろしとみさえのもとに可愛らしい赤ちゃんが誕生するシーンから始まる。幾つかあった名前の候補から「しんのすけ」と名付け大切に育ててきたひろしとみさえに衝撃が走る。――「しんちゃんが、俺たちの子供…じゃない!?」耳を疑うようなセリフの次に映し出されるのは、ニンジャしんのすけ! 屋敷中に現れる謎の忍者軍団がしんのすけに襲い掛かるが、ニンジャしんのすけは敵の攻撃の前で見事な体さばきと本格忍法を披露…と、思いきやいつもの調子に! さらに映像には「野原忍法」を駆使する野原一家、そして火を噴くインテリゴリラと妊婦のくノ一「ちよめ」、さらにこちらを覗く謎の少年の姿も収められている。
併せて、30作品目にして、これまでにない両面ビジュアルも解禁に。迫力満点の“忍者しんのすけ”が臨場感あふれる様子でこちらに向けるのは手裏剣…と思いきや、大好物のチョコビ!? 月の中には、ひろしとみさえのもとへ生まれてきた赤ちゃん「しんのすけ」の3人の姿が。“はじまりは「しんのすけ」の生まれた日。”と書かれたコピーが、「野原しんのすけ」の誕生に重大な真実が隠されていることを予感させる。
そして裏面は、月夜に忍ぶしんのすけ、くノ一・ちよめとゴリラの姿が…。しんのすけの出生の謎が一層深まるビジュアルに仕上がっている。
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本作を手掛ける橋本監督は「主人公しんのすけのおバカと、わがままと、頼もしさと、優しさと、弱さと……しんのすけのいろいろな魅力を描きながら、そのしんのすけに影響され変わってゆく人たちの物語です」とコメントを寄せ、プロデューサーの近藤慶一は「満を持しての30作目は、しんのすけの『生まれた日』から展開するザ・しんのすけムービーとなっております!」と、周年作品に相応しい“しんのすけ”を描く作品への意気込みを語っている。
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は2022年4月22日(金)より全国東宝系にて公開。