6日夜(現地時間)、第42回ロンドン映画批評家協会賞授賞式がロンドンのメイフェアホテルでバーチャル開催された。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が4冠の栄光に輝いた。同作のジェーン・カンピオン監督にとって、ロンドン映画批評家協会賞の作品賞を受賞するのは『ピアノ・レッスン』以来28年ぶり。
2冠を手にしたのは濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』、ジョアンナ・ホッグ監督の半自伝的映画『The Souvenir: Part II』、レベッカ・ホールの初監督作『PASSING -白い黒人-』だった。
新型コロナウイルスの影響により、2年連続でバーチャル開催という形がとられたロンドン映画批評家協会賞授賞式だが、同協会は今年末に今年の受賞者たちを祝う対面イベントを計画しているという。
主な受賞作品・受賞者は以下の通り。
作品賞
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
監督賞
ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
非英語映画賞
『ドライブ・マイ・カー』
脚本賞
濱口竜介&大江崇允『ドライブ・マイ・カー』
主演女優賞
オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』
主演男優賞
ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
助演女優賞
ルース・ネッガ『PASSING -白い黒人-』
助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』