動画配信サービスのPeacockで、アニメ「出てこいキャスパー」や実写映画『キャスパー』でお馴染みのキャラクター、キャスパーを主人公とした実写版ドラマ「Casper」(原題)の企画が進行中であることがわかった。「Variety」誌などが報じた。「THE FLASH/フラッシュ」「ハンニバル」の脚本家カイ・ユー・ウーが、製作総指揮と脚本を担当。UCPとドリームワークス・アニメーションが共同製作するという。
内容は、「キャスパーの起源について新しく描くホラー・アドベンチャードラマ」であり、「生きるとはどういうことなのかを探求する青春物語」。「エターナル・フォールズという小さな町にある一家が引っ越してきたことで、100年以上封印されていた暗い秘密が明らかに…。そこにキャスパーが巻き込まれる」のだという。
ゴーストのキャスパーはクリエイターのシーモア・リートとイラストレーターのジョー・オリオロによって生み出されたキャラクターで、1940年代にアメリカでアニメドラマ化された。初めて実写化されたのは1995年の映画『キャスパー』で、クリスティーナ・リッチ、ビル・プルマン、デヴォン・サワ(人間の姿になったキャスパー)らが出演。製作費5500万ドルに対し、興行収入は287億ドルと大ヒットを記録した。この作品からスピンオフ映画『キャスパー:誕生編』、その続編『Casper Meets Wendy』(原題)が製作された。
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