※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

青年のモラトリアムと元女優の帰還描く…ホン・サンス監督2作品予告編

ホン・サンス監督作を2本同時に公開する『イントロダクション』と『あなたの顔の前に』から予告編と場面写真が解禁。

韓流・華流 スクープ
注目記事
『イントロダクション』(C)2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved 
『イントロダクション』(C)2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved  全 16 枚
拡大写真

ホン・サンス監督の日本公開最新作となる長編25作目『イントロダクション』と長編26作目『あなたの顔の前に』が、6月24日(金)より2本同時に公開。この度、2作品の予告編と場面写真が解禁となった。


>>『イントロダクション』あらすじ&キャストはこちらから

>>『あなたの顔の前に』あらすじ&キャストはこちらから


『イントロダクション』は、モラトリアムな時期をさまよう青年(シン・ソクホ)を主人公に、前作『逃げた女』の変奏ヴァージョンとしても楽しめるモノクロームの青春映画。

予告編は、タイトルの「イントロダクション(Introduction)」が意味する「紹介」「序文」「入門」「導入」の文字とともに、主人公ヨンホが韓国とベルリンを舞台に、父、恋人、母との再会をめぐる3つの物語が重ねられ、そこで交わされる3つの“抱擁”の瞬間をとらえた映像となっている。

一方、『あなたの顔の前に』は、中年女性サンオク(イ・ヘヨン)を主人公に彼女の心の深淵に迫るストーリー。監督の公私にわたるパートナーのキム・ミニがプロダクション・マネージャーを務めたことでも話題を集めた。

予告編は、主人公サンオクの「私の顔の前にある全ては神の恵みです。今この瞬間だけが天国なのです」というモノローグで幕を開ける。長いアメリカ暮らしから、突如帰国した元女優のサンオクだが、帰国の理由を妹から尋ねられるも明らかにせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた…。

捨て去った過去と向き合い、思い出の地を訪ね歩きながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、彼女のたった1日の出来事。本作でホン監督作品に初登場にして主演を飾ったイ・ヘヨンは、2022年国際シネフィル協会賞主演女優賞を受賞。心揺さぶる圧巻の演技の一端を見られる映像となっている。

『イントロダクション』と『あなたの顔の前に』は6月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて2本同時順次公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]