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カンヌで受賞&世界が騒然!ノオミ・ラパス主演『LAMB/ラム』秋公開へ

カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞、「A24」が北米配給権を獲得したノオミ・ラパス主演映画『LAMB』(原題)が、『LAMB/ラム』の邦題で今秋公開。

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『LAMB/ラム』 (C)2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
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『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』などを手掛ける「A24」が北米配給権を獲得したノオミ・ラパス主演映画『LAMB』(原題)が、『LAMB/ラム』の邦題で今秋、全国公開することが決定。不穏さしかない、特報映像が解禁となった。

本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていくネイチャー・スリラー。主演・製作を務めるのは『プロメテウス』や『ミレニアム』シリーズで知られ、主演映画『マヤの秘密』が劇場公開中のノオミ・ラパス

ノオミ・ラパス-(C)Getty Images

監督は、『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当、本作が長編デビューとなる北欧の新鋭ヴァルディミール・ヨハンソン。「映画作家としての異彩を放っている」と絶賛した米「インディ・ワイア」誌を始め、衝撃的な設定の中にもリアリティを持った世界観を構築したことで世界から称賛を浴びた。

今回日本での公開を記念して、解禁となった特報映像は、ノオミ演じる妻マリアの子守唄が終始響き渡り、不穏な空気を漂わせながら、アイスランドの壮大な自然の片隅でひっそりと暮らす羊飼い夫婦の姿を映し出す。

産まれるはずのない“何か”をあやす妻とそれを見つめる夫、不安な様子の羊舎の羊たち、そして不気味に羊の瞳がクローズアップされ、暗く霧深い大地を夫婦が駆けていく。マリアが大事そうに見守る“何か”の正体は分からないまま映像は幕を閉じ、想像力をかき立てている。

映画ファンから絶大な支持を集める気鋭の制作スタジオ「A24」が、第74回カンヌ国際映画祭での世界初公開に先立ち、北米配給権を獲得した本作。カンヌでは観客を騒然とさせ、早くもその衝撃的な設定が日本のSNS上でも話題となり、同映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞。米「ハリウッド・リポーター」誌が「刺激的で独創的」、英「スクリーン・デイリー」誌が「ノオミ・ラパス史上最高の演技」と評するなど批評家からも高い評価を受けた。

その後も数々の海外映画祭で受賞、ノミネーションされたほか、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品に選出、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では86%フレッシュと高い満足度を記録している(4月15日時点)。

『LAMB/ラム』は今秋、全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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