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A24が放つ、ツイートから生まれた青春ロードムービー『Zola ゾラ』特報映像解禁 8月公開へ

148のツイッター投稿を「A24」が映画化した『Zola ゾラ』が、8月26日(金)より公開決定、特報映像が解禁。

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『Zola ゾラ』 (C)2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
『Zola ゾラ』 (C)2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved 全 2 枚
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2015年10月、デトロイトに住む一般女性アザイア・“ゾラ”・キングがTwitterに投稿した計148ツイートの連続投稿と、その物語をフィーチャーした「ローリングストーン」誌の記事を『ムーンライト』『ミッドサマー』などの気鋭スタジオ「A24」が映画化した『Zola ゾラ』が8月26日(金)より公開が決定、特報映像が解禁となった。

ある日、レストランで働いていたゾラは、客としてやってきたステファニと意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。

デトロイトのウェイトレスであり、ストリッパーでもあったゾラが、電撃的に出会ったダンサーのステファニから“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われる青春ロードムービー。解禁となった映像は、キラキラで不穏で、スリリング。リアル“SNS”ストーリーに期待が高まるような映像となっている。

主人公のゾラには、『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で大きな存在感を見せつけたテイラー・ペイジ

ぶっ飛んだ性格のステファニ役には、エルヴィス・プレスリーの孫としても知られ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』などへの出演でハリウッド屈指の注目俳優となったライリー・キーオ。セクシーで荒唐無稽、それでいてクール&キュートなコンビを、それぞれが魅力的に演じている。

ライリー・キーオ

監督を務めたのは、長編デビュー作『Lemon』(原題)がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランド「ミュウミュウ(miumiu)」の女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。ブラヴォー監督はゾラの物語と出会ったとき、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの『ボーダック・イエロー』とデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』の交差点」のように感じたという。

また、主人公のゾラについて、「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と語っている。

撮影はジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で2022年のアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督、アリ・ウェグナー、サントラは『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』や『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』などでも知られる“ミカチュー”ことミカ・レヴィと、キャストもスタッフも女性クルーがけん引する。本作はフォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは本作を2回見て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブたちをも熱狂させた。

また、劇中にはアッシャー、「MIGOS」、2CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲も満載。サンダンス映画祭で大喝采を浴び、全米では1,500スクリーンで公開されスマッシュヒット。若者を中心に熱狂的なファンを生み出している。

『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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