レティーシャ・ライトが、『ブラックパンサー』の続編『Black Panther: Wakanda Forever』(原題)について、「チャドウィック・ボーズマンに高い敬意を表した作品であり、ワクワクするような内容が満載です」と「Variety」に語った。
前作でブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィックは、2020年8月に43歳の若さで他界した。前作から引き続きメガホンを取るライアン・クーグラー監督は、ブラックパンサー役を他の俳優に演じさせることや、デジタル処理したチャドウィック演じるブラックパンサーを登場させることを否定。代わりに、レティーシャが演じたティ・チャラの妹シュリがスーパーヒーロー役を担うことになるのではとうわさされている。
「私たちは、彼が始めた物語とこの映画シリーズに遺したものに全力を注ぐことによって、彼を称えています。どんな状況に直面しても、毎日一生懸命映画を作りました。本当に様々な、難しい状況に対峙することもありました。それでもチームとして一丸となってこの映画にすべてを注ぎ込んだので、みなさんに観てもらうのが楽しみです」と感無量の様子。
確かに今作の撮影中、レティーシャの「難しい状況」は数々報じられていた。けがをして撮影が中断になったこと、レティーシャが撮影現場で新型コロナウイルスの反ワクチンの立場を主張した(後にレティーシャはこの報道を否定)ことなどだ。
紆余曲折を経て『Black Panther: Wakanda Forever』の撮影は無事に終了。アメリカで11月11日公開予定。
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