世界中で大ヒット上映中の『トップガン マーヴェリック』に出演しているマイルズ・テラーが、同作の撮影中に死を覚悟した瞬間があったとエンタメ情報サイト「LADbible」に明かした。
同作でパイロットのルースターを演じているマイルズは、ほかのパイロット役の俳優たちとともに、トム・クルーズ考案による5か月間もの過酷な飛行訓練を受けた。
戦闘機で急上昇、急降下、回転を経験し、「死ぬんじゃないかと思った瞬間が間違いなくありました」というマイルズ。撮影では、戦闘機を地面に垂直に降下させて地面すれすれのところで機体を引っ張り上げるという「マックス・G・プルアップ」(※Gは重力加速度を意味する)と呼ばれるシーンに挑戦。「あれは本当に、パイロットにとって過酷です。いつも訓練はしていましたが、実際に操縦してやってみるのは初めてだったので、完全に演技が止まってしまいましたね。(近付いてくる)地面を見ていて、『これはいい結果には終わらないな』と思ってしまいました」という。
そんな厳しい環境下で、周りの共演者はエチケット袋が手放せない状態だったが、マイルズは一度も吐くことさえなく撮影を終えた。「アドレナリンが大量に出ていたのと、健全な範囲での恐怖があったから、吐き気を抑えられたのかなと思います」。
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