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佐々木蔵之介、役所広司“河井継之助”の良き理解者演じる『峠 最後のサムライ』コメント&メイキング映像

司馬遼太郎の「峠」を役所広司主演で実写化した『峠 最後のサムライ』より、佐々木蔵之介の場面写真、コメント、メイキング映像が解禁された。

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『峠 最後のサムライ』(C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会
『峠 最後のサムライ』(C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会 全 2 枚
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司馬遼太郎の「峠」を役所広司主演で実写化した『峠 最後のサムライ』より、小山良運を演じた佐々木蔵之介の場面写真、コメント、メイキング映像が解禁された。


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原作者の司馬遼太郎は「私はこの『峠』において、侍とはなにかということを考えてみたかった。その典型を越後長岡藩の非門閥家老河井継之助にもとめたことは、書き終えてからもまちがっていなかったとひそかに自負している」(「峠」あとがき)と記しており、サムライの理想像を河井継之助に見出したと明かしている。主演の役所さんも、 “理想のリーダー像”を体現する継之助を「未来を見据えた、毅然とした態度から出てくる決断力は、リーダーとして理想の人物だと思う」と惚れこみ、熱演した。

幕末の時代に坂本龍馬と並び称され、敵対していた西郷隆盛や勝海舟さえもその死を惜しんだと言われる知られざる英雄・河井継之助。そんな継之助には良き理解者で一緒に改革を推し進め、共に戦ったと言われる存在がいた。それが佐々木さん演じる長岡藩の藩医・小山良運で、異例の若さで家老上席に抜擢された継之助が「民は国の本、役人は民の雇い」という信念のもとに、「賄賂の廃止」「免税制度の不正撤廃」 「川の通行税廃止」 「賭博の禁止」 「遊郭の禁止」など、藩のため庶民のためにこれまでのルールや慣例に囚われず、次々と改革を推し進めた傍らには常に良運がいたとされており、継之助の大胆な藩政改革は彼無しでは成しえなかったと言える。

小山を演じるにあたり佐々木さんは「今回の役どころは河井継之助が心を許す友人で設定上歳が同じ。原作では継之助は毎日良運のところに話しに行くという関係」と継之助と良運の深い関係性に言及。役所さんとは本作が初共演ながら「監督にもストレートに何でも話せる間柄になってほしいと言われ、役所さんに委ねさせていただきました。その関係がスクリーンで観れたらいいなと思います」と自信を覗かせた。

この度解禁された場面写真は、博識であることが伺える部屋で凛としたたたずまいと自信に満ちた表情を浮かべながら継之助と話す良運の姿を捉えたもの。この1枚でも彼が藩を想う同志として、また良き理解者として継之助と対話し、支えたことが伝わってくる。また、併せて解禁されたメイキング映像では、緊迫感漂うシーンから一転、撮影が終わり和やかなムードが漂う現場の様子も映し出されている。

クランクアップを迎えた際に、「サムライとしての覚悟を身近に感じることができた」と撮影をふり返った佐々木さん。偉業を成し遂げた者や歴史に名を刻む偉人たちには、実は良き理解者や相棒のような存在がいることが多いが、“稀代の改革者であり、幕末史上に名を残す知られざる英雄”河井継之助にとっては小山良運こそが、かけがえのない良友だったのだろう。強大な軍勢を誇る明治新政府軍50,000人に対し、わずか690人の仲間を率い、戦うことを決意した河井継之助らサムライたちの生き様を大きなスクリーンで感じてほしい。

『峠 最後のサムライ』は6月17日(金)より全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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